敦賀気比の144キロ右腕・上加世田頼希投手が星稜を完封

高校野球ドラフトニュース2022年ドラフトニュース

秋季高校野球北信越大会は決勝が行われ、敦賀気比が星稜に6−0で勝利、来年ドラフト候補の上加世田頼希投手が完封勝利で優勝した。

スポンサーリンク

11安打許すも

中学時から注目され、最速144キロの速球を投げる上加世田頼希投手が、決勝の星稜戦で先発をすると、最速は137キロ止まりだったものの、コントロールよく変化球とストレートを投げ続けた。11安打を許したが6つの三振を奪って完封した。

上加世田投手は前日の準決勝・小松大谷戦でも先発をしているが、6回6失点で降板していた。宿舎では東監督に、決勝での投球を直訴し、この日の好投となった。「死に物狂いで練習してきた成果が出た」と話した。

中学の侍ジャパンU15代表でエース格として投げて注目され、敦賀気比でも1年から投げていた。今年は内野を守り打撃に専念することも多く、高校通算9本塁打を放つ打者としても結果を残しているが、高校3年に向けてはエースとしての期待を背負う。

来年のセンバツ出場は確定的、これから明治神宮大会などがあるものの、冬は投手としてのボリュームアップに期待したい。

2022年ドラフト候補一覧
2022年のドラフト候補選手一覧です。ドラフト候補選手の動画とみんなの評価もご覧ください。
2022年度-高校生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

前日の準決勝・小松大谷戦では先発で6回途中6失点で降板。宿舎に戻ると、自ら東哲平監督(41)に「チャンスをください」と先発を志願した。「先輩に助けてもらい、ノンプレッシャー」だった前回までとは違い、今大会は最高学年。主将という重責も担う。「背中でチームを引っ張らないといけない。プレッシャーはあったが、精神的に成長できた」と実感。東監督も「疲れもある中で粘り強く抑えてくれた」と納得顔だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント