大島の大野稼頭央投手が346球の連投で勝利、オリックススカウトが評価

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来年のドラフト注目左腕、大島の大野稼頭央投手が、186球を投げた前日に続き、この日も先発すると、この日も160球を投げて勝利を手にした。

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8割の力で

さすがに疲労もあった大野稼頭央投手は、この日は最速137キロ、中盤以降はさらに球速を落とし、90キロ台のスローカーブやスライダーを織り交ぜる投球を見せる。9回を2失点に抑え、3-2で大分舞鶴に勝利した。

最速146キロ左腕だが、緩急をつけた投球で勝利したことに、塗木監督は「いろんなピッチャーに自分を変えられるところが彼の成長」と話し、エースを絶賛した。

前日は延長10回186球を投げ16奪三振を記録していたが、この日も160球を投げ、12三振を奪った。合計19イニングで346球、28奪三振という力投で、センバツ出場に王手をかけた。

前日の試合をオリックスの縞田スカウトが視察し、「ボールにキレがある」と評価していた。夏も快投をみせており、来年のドラフト候補として注目を集める。

次戦は明日9日、興南が相手となる。1週間で500球という球数制限があるものの、次で勝利すればセンバツ出場が当確となる。大野投手も「甲子園へ絶対落とせない。気持ちでマウンドに立ちたい」と話し、登板を想定している。

チームは2014年に21世紀枠でセンバツに出場しているが、今度はエースの力でセンバツ出場切符を手にすることができるか。

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前日6日は雨が降り続ける中で延長10回まで186球を投げ、16三振を奪った。引き分け再試合となり、背中のケアなどをして2日連続で先発マウンドに立った。「疲れが残っていた」。序盤から最速146キロの直球のほとんどが130キロ台だった。それでもカーブやスライダーを織り交ぜながら毎回の12三振を奪った。塗木哲哉監督は「いろんなピッチャー(の形)に自分を変えられるところが彼の成長」と称えた。

 プロのスカウトから熱い視線を注がれている。前日の試合を視察したオリックスの縞田拓弥スカウトは「ボールに切れがある」と高く評価していた。あす9日の準々決勝で興南に勝てば、21世紀枠として出場した14年以来のセンバツ出場が見えてくる。

前日6日は激闘の末、天候不良のため延長10回4-4で引き分け再試合となった。試合後は温泉に向かい「1時間入ってリフレッシュできました」と疲労回復に努めたが、疲れは残っていた。直球は序盤に137キロをマークした以外は「8割の力で投げた」とほぼ130キロ前後。90キロ台のスローカーブやスライダーを織り交ぜ緩急で翻弄(ほんろう)し、9回2失点で完投。12三振を奪い、2日間で計28奪三振と気を吐いた。

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