明治神宮大会では、花巻東の4番・田代旭選手に高校通算40号となるホームランが飛び出し、高知高校に6-2で勝利、準決勝に勝ち上がった。
通算40号
5-2でリードしている6回、4番バッターの田代旭選手が打席に入ると、2ボールからの134キロのストレートを引っ張り、ライトスタンドに放り込んだ。「バッティングカウントでストレートを待っていた。打てたのはうれしかった」と話した。
田代選手は、これで高校通算40号。強打の捕手として注目され、素晴らしい打撃を持っている。今年に入ってから、「左投手に対して右肩が開かないようにと思って」左足のつま先を捕手方向に向けるフォームにして、広角に打ち分ける事ができるようになった。
この打撃に広島の東北地区担当の近藤スカウトも、「長打力のある打撃が良い。リストの強さがあり良いスイングをしている」と評価する。
この日も、1年生の3番・佐々木麟太郎選手が初回にタイムリーヒット、3回にもカーブを打ってセンター前ヒットと、1学年下の怪物候補が活躍をしている。田代選手は「初回に佐々木麟太郎が先制打を打ってくれて、流れよく試合を進められた」と話し、「上には上がいて、1年生には自分より打っている者がいるので、自分はまだまだ」と話す。
48本塁打の佐々木選手、40本の田代選手は今大会、そして来春のセンバツの目玉となる。
出場で準決勝に進出した。田代は「初回に佐々木麟太郎が先制打を打ってくれて、流れよく試合を進められた」と振り返った。2打点の活躍には「自分が打てたのは前の人たちが点数を取ってくれたから。みんなに感謝したいし、勝負強さを発揮できたので、これからも頑張っていきたいです」。高校通算40号については「上には上がいて、1年生には自分より打っている者(佐々木)がいるので、自分はまだまだ」と謙遜した。
軸足の左足の爪先を、少しだけ捕手方向に向ける。「今年に入ってからですね。左投手に対して右肩が開かないようにと思って」と背中越しにボールを見るスタイルで、広角に打ち分ける。広島・近藤芳久スカウトは「長打力のある打撃が良い。リストの強さがあり良いスイングをしている」と評した。
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