3月18日開幕のセンバツ高校野球大会の出場校が今日決定する。関東・東京地区の6校のうち、関東大会ベスト4の4校と東京優勝の1校は出場濃厚だが、残り1校は直接対決の無い中で、毎年、選考が難しい。
最近は4年連続で関東5校目が選出
昨秋の関東大会では優勝した明秀日立と準優勝した山梨学院、ベスト4の木更津総合と浦和学院が選出が濃厚、また東京大会で優勝した国学院久我山も確実となっている。
残り1校を東京大会準優勝のチームか関東ベスト8のチームかだが、まず東京大会の決勝では、二松学舎大付が8回まで3−1とリードしながら、9回に3点を失いサヨナラ負けだった。
一方、関東大会ベスト8では、優勝した明秀日立に4−11で敗れた健大高崎か、ベスト4の木更津総合に1−4で敗れた東海大相模かだが、群馬2位の健大高崎より、神奈川1位の東海大相模が有力とする声が多い。そして東海大相模は昨年もこの地区の6校目で選出され、センバツでは見事優勝し、センバツ連覇もかかっている。
その上で、二松学舎大付と東海大相模とどちらが選ばれるかは、選考委員会の判断にかかっている。ちなみに2012年から2017年までは関東と東京が交互に選ばれていたが、2018年から2021年は関東が4年連続で選ばれている。
この他、近畿地区では通常の6枠に、大阪桐蔭が明治神宮大会で優勝したことでもうひと枠増えて7校が出場できる。ベスト4以上の大阪桐蔭、和歌山東、天理、金光大阪の4チームは出場確実で、ベスト8の京都国際、東洋大姫路、市和歌山、近江の4校のうち3校が出場できる。
中国四国地区でも5枠の出場枠があるが、それぞれの地区の優勝・準優勝チームである広陵、広島商、高知、鳴門は出場が確実。残り1校を中国地区ベスト4と四国地区ベスト4の中から選ぶことになる。
難しい選考となるが、選ばれた高校は今日の15時から発表される。





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