関東屈指の好投手と言われる木更津総合・越井颯一郎投手と山梨学院・榎谷礼央の投げ合いは、予想通りお互いに譲らない投手戦となった。
13回まさかの決着
木更津総合・越井颯一郎投手は最速143キロのストレートで押し込む投球で、山梨学院打線にフライを打たせて打ち取る。対する山梨学院・榎谷礼央投手は、持ち前の制球力と、落ち着いた投球で変化球と140キロのストレートを織り混ぜ、こちらも安定した投球を続ける。
5回まで1−1の投手戦は6回から延長12回まではお互いに無失点と、お互いに得点の気配もなかった。
そして迎えた13回のタイブレーク、先に登板した越井投手は相手のバントにインコースの厳しい球を投げて打球を殺させず三塁でアウトを取ると、続く打者を二塁併殺で無失点に抑える。これで楽になった木更津総合の後攻め、山梨学院は外野手2人にし、内野5人のシフトをするが、犠牲フライで1,3塁とし、満塁策をとったところで榎谷投手がまさかの押し出し四球で試合が決まった。
越井投手は、マウンド上で吠えながら投げるスタイルも見られた。延長13回にも140キロを記録し、最後まで押し切った形になった。
関東屈指の好投手の対戦は、わずかな差で木更津総合が勝利した。

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