春季高校野球四国大会が開幕し、高松商で高校通算44本塁打を放つ浅野翔吾選手が登場、1回にタイムリー二塁打を放った。
高いフライ
この日は松山商と対戦で、浅野翔吾選手は初回、1アウト二塁の場面でインコースのストレートをたたき、打球は左中間に落ちる先制タイムリー二塁打となった。この日は、フライアウト2本、そして7回には左打席でファーストゴロとなり、4打数1安打だった。
「詰まっていました。しっかり振れた。あそこまで飛んでよかった。三遊間に打つ。速い打球を打とうと思いました」と話した。7回は今年から本格的に挑戦しているスイッチヒッターとして左打席に入ったが、「相手がサイドスローだったので、左でいこうと思いました」と話した。
この日は横浜DeNA、阪神など3球団4人のスカウトが視察をしたが、横浜DeNAの進藤編成部長は「高いフライを打ったけど、滞空時間が長かった。パンチ力を感じられる。体の力がありそう。また見たいなと思わせてくれる選手」と評価した。
力強い打撃でのホームランだけでなく、50m5秒台の足に肩も強く、外野だけでなく投手やショートも守れる。左打席でもホームランを放ったこともあり、本当に底知れないアスリートで、これからさらに注目が集まっていくだろう。

▽DeNA進藤編成部長(浅野を視察)「(フライアウト2本で)高いフライを打ったけど、滞空時間が長かった。パンチ力を感じられる。体の力がありそう。また見たいなと思わせてくれる選手」

いきなり浅野が見せた。初回1死二塁、内角の直球に詰まりながらも左中間最深部へ運ぶ適時二塁打で先制。「詰まったが押し込めた」。七回には左打席に入り、昨秋から本格的に取り組む両打ちも披露。大会前に負傷した右太ももが万全ではない中、阪神を含む3球団のスカウトにアピールした。DeNA・進藤編成部長は「パンチ力を感じた。また見たいと思わせてくれた」と評価した。


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