盛岡中央の149キロ右腕・齋藤響介投手が、9回17奪三振完封の快投を見せた。この試合には8球団のスカウトが視察し、巨人・阪神のスカウトが評価をしている。
巨人は4人態勢
齋藤響介投手はやや細身の体ながら最速149キロの速球を投げ、そのキレの良いストレートで、今年春のチーム内の紅白戦で5回15奪三振を記録するなど、空振りを奪える球筋が注目されている。
春季高校野球岩手大会では、1回戦で5回2安打10奪三振無失点、2回戦で3回1/3を投げて1安打5奪三振で無失点と、高い三振奪取率で無失点を続けているが、この日の盛岡一戦で先発すると、9回を投げて7安打17奪三振で完封し、3試合で計17回1/3で32奪三振で無失点と快投を続けている。
この日は最速は143キロ、フォーク、スライダーを織り交ぜての投球で、「今日は少し暑かったんですけど、暑さで体も動いて良いボールがどんどんストライクゾーンに行ったので良かったと思います。ボールが先行せずにストライク多めでいくことができた。それで三振を多く取れたと思います」と話した。
この齋藤投手にはこの日、阪神など8球団のスカウトが視察し、巨人は水野スカウト部長以下4人態勢での視察となった。
巨人・水野スカウト部長:「良いボールを投げているね。真っすぐが魅力で三振が取れている。尻上がりにコントロールも良くなってきた。彼はもっとスピードが出ると思う」
阪神・葛西スカウト:「投げ方がいい」
齋藤投手はプロ志望を表明しており、「強くなって上のレベルの人と戦いたい」と話す。快速右腕はドラフト会議での指名の可能性は高くなってきていると思う。

東北が誇る剛腕を8球団スカウトが視察。4人態勢で視察した巨人・水野雄仁スカウト部長は「良いボールを投げているね。真っすぐが魅力で三振が取れている。尻上がりにコントロールも良くなってきた。彼はもっとスピードが出ると思う」と評した。

阪神の葛西スカウトも「投げ方がいい」と評価した。


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