185cm右腕、花巻南の柿澤佑多投手に4球団が既に来訪

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花巻南の185cm右腕・柿澤佑多投手に、4球団のスカウトが既に視察をしていることがわかった。

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進路はプロ一本

花巻南の柿澤佑多投手は、185cmの大型右腕投手で、真上から投げ下ろすストレートは最速141キロを記録する。入学時は178cm58kgで球速が120キロ台前半だったが、1.5kgもある弁当を食べて身長と体重を増やすと球速が伸びた。それでもまだ体重が72kgと線が細く、伸びしろの大きな選手と評価される。

そして柿澤投手はプロ入りを志望している。進路はプロ一本とし育成ドラフトでの指名も歓迎するという。「自分は即戦力の投手ではないと思う。もし、プロに入ることができれば、千賀投手のような日本を代表する投手になりたい」と話す。高校の練習には4球団のスカウトが視察に訪れているという。

夏の岩手大会は最後のアピールのチャンスとなる。そしてそのアピールの場はいきなりやってくる可能性がある。ともに1回戦を突破すれば、2回戦で盛岡中央と対戦する。盛岡中央には149キロ右腕の齋藤響介投手がおり、この二人の投げあいとなれば、多くのスカウトが詰めかけることになりそうだ。

柿澤投手は、「みんな中央が勝つと思っている。絶対にそんな結果にさせない」と話した。

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柿沢はメディアにもほとんど登場したことがなく知名度も皆無。それでもプロのスカウトは地方に眠る逸材を見逃さない。既に4球団のスカウトが、田畑に囲まれた花巻南のグラウンドに来訪。1メートル85の長身から投げ下ろす最速141キロの直球と、鋭く落ちるフォークを見ればほれ込まずにはいられない。

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