須磨翔風・槙野時斗投手、神戸国際大付を延長12回まで接戦に持ち込むも敗退、進路未定だが将来プロ入り視野に

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須磨翔風の145キロ右腕・槙野時斗投手が、優勝候補の神戸国際大付を相手に延長12回までもつれる接戦を演じた。複数の球団のスカウトが視察をしており、今後の進路が注目される。

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進路は未定も

須磨翔風はこの日、先発した北尾選手が初回に失点したものの、すぐにチームが同点においつき、2回の途中からプロが注目する145キロ右腕の槙野時斗投手が登板した。

槙野投手は力強いストレートを低めに決める投球と、ピンチでも気迫で昨年夏の覇者・神戸国際大付の打線に向かっていく。5回に3−2と勝ち越したものの6回に同点に追いつかれたが、その後は、神戸国際大付のスーパー1年生・津嘉山憲志郎投手との投合いとなった。

勝負は決着がつかずに延長戦に入ると、12回に決勝点を許した。10回2/3を投げて13安打3失点、147球の熱投だった。初戦で敗退したことについて、「やっぱり悔しさのほうが強い」と話した。

最後の夏は初戦敗退という形になった。しかし槙野投手は将来について話した。須磨翔風出身の阪神の才木投手が、7月3日にトミージョン手術からの復活の投球を見せており、「才木さんが活躍されている。同じステージに立ちたい。一番の目標はプロ野球で日本を代表する投手になりたいと思っています」と話す。

進路については明言はせず、現時点で未定だが、この日も複数のスカウトが視察に訪れるなど注目投手であり、今後の決断が注目される。

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「才木さんが活躍されている。同じステージに立ちたい。一番の目標はプロ野球で日本を代表する投手になりたいと思っています」。

 この日も複数球団のスカウトが視察に訪れるプロ注目の逸材。進路は未定だが、憧れの先輩と同じ舞台に立てる将来を見据える。

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