利根商の内田湘大選手が、視察する7球団のスカウトの前で、推定120mの特大ホームランを放った。巨人、中日、東京ヤクルト、福岡ソフトバンクのスカウトが評価をしている。
35号
内田湘大選手は183cm90kgの大型の選手で、投げては最速146キロを記録し、打ってはフルスイングから高校通算34本塁打を放つ選手として注目されている。
この日の桐生清桜戦では4番ファーストで出場すると、7点リードした6回2アウト2塁の場面で2球目の球を振り抜き、打球は95mのレフトフェンスを大きく越え、高さ25mの防球ネットの中段に突き刺さった。「打撃練習の成果が出た。真っすぐが、ちょっと落ちた感じの球。今まででもいいホームラン」と会心の当たりだったが、「飛距離ではなく本塁打という結果がありがたい」と話した。
この日は4打数3安打3打点の活躍を見せ、視察した7球団のスカウトも評価をしている。
東京ヤクルト・丸山スカウト:「懐が深く、初戦の第1打席で引っ張らず丁寧に右中間へ。最後は見せてくれた」
巨人・内田スカウト:「投打どちらでもいけると思う」
中日・正津スカウト:「馬力系のようで、バッティングにもピッチングにも柔らかさがある」
福岡ソフトバンク・福元スカウト:「打撃を評価しています。初球から振りにいける打撃スタイルは魅力」
この日は登板しなかったものの、投手としての評価も高い。内田選手も「どちらかだけではなくて、自分は2つで1つ」と話し、今後も二刀流を続けていくつもりで、次戦では登板することも期待される。


NPB7球団のスカウトが視察する前で猛打賞。この日は登板がなかったが、投手としても最速146キロをマークする。巨人内田スカウトが「投打どちらでもいけると思う」と言えば、ソフトバンク福元スカウトは「打撃を評価しています。初球から振りにいける打撃スタイルは魅力」と評した。

身長183センチの右打者は、投げても最速146キロを誇り〝投打二刀流〟で注目される逸材だ。この日の登板はなかったが、ヤクルト・丸山スカウトは「懐が深く、初戦の第1打席で引っ張らず丁寧に右中間へ。最後(の本塁打)は見せてくれた」と、その打撃を高く評価した。

「4番・一塁」で出場し2回に先制の起点となる左中間三塁打。3回にも左前適時打で3安打3打点。中日の正津スカウトは「馬力系のようで、バッティングにもピッチングにも柔らかさがある」と非凡さを評価した。
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