霞ケ浦高校で187cmから最速152キロの速球を投げる右腕・赤羽蓮投手、182cmから140キロ中盤の速球を投げる右腕・渡辺夏一投手などが登板し、8球団のスカウトの前でその力を見せた。試合に敗れ、赤羽投手はプロ志望の意思が強いことを明かした。
霞ケ浦カルテット
4人の投手が注目された霞ケ浦、この日の準決勝・土浦日大戦では背番号11の渡辺夏一投手が先発すると、自己最速を1キロ更新する147キロを記録する投球で、6回途中を4安打6奪三振2失点の好投を見せた。
2番手では左腕の山田大河投手が登板すると、8回1アウト1塁の場面で背番号1を着けた赤羽蓮投手投手が登板する。187cmの長身右腕で、3回戦の水海道戦で152キロを記録し、一気に注目度が上がると、この日は8球団のスカウトが詰めかけ、その投球を見守った。
投球は打者2人のみ。146キロを記録したストレートで見逃し三振と遊ゴロに抑えた。しかし、試合は0−4で敗れ、「悔しい気持ちしかない」と涙を見せた。
赤羽投手は「レベルの高い所で、プロに行きたい気持ちが強い」と話し、プロ志望の意思が強いことを明らかにした。ただし、今大会で一気に7キロも球速を更新したものの、2試合1回2/3の投球しかしておらず、スカウトも評価ができていないような印象もあり、その点も考慮してプロ志望届を提出するかが注目される。
また、先発した渡辺投手は進路は未定だが「頑張って野球を続けたい」と、これからも野球を続けるとした。大学などからは引く手数多だろうと思うが、147キロを投げる本格は右腕としてプロからの評価も気になる所だ。


この日も8球団のスカウトの視線を集めたが、土浦日大に昨夏、秋に続く敗戦を喫した。今大会は2試合で計1回2/3の登板にとどまり、甲子園に届かず。進路を問われ、「レベルの高い所で、プロに行きたい気持ちが強い」と涙をふいた。

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