夏の高校野球甲子園大会2日目の対戦カードと注目選手です。
2日目第1試合
八戸学院光星高校 | |||
洗平比呂1年 177cm70kg 左左 |
名門佐倉シニアのエースで全国大会に 出場している剛腕左腕。 2000年ドラフト2位の父・洗平竜也 同校所属の兄・洗平歩人にあとを追い… | C+ | |
中澤恒貴2年 180cm75kg 右右 |
江戸川北シニア時代30本のホームラン を放った逸材。走攻守どの分野でも ハイレベルなプレーをする。 | B- | |
洗平歩人3年 180cm72kg 右右 |
1年生でまだ線は細いが、138キロの速球と3種類の変化球を投げ分ける。 中学時代は佐倉リトルシニアで全国大会優勝… | C+ | |
佐藤航太3年 183cm73kg 右右 |
長身だが俊足の選手で、1番打者として足が使える。 しっかり出塁できるリードオフマンだが、長打力も見せる。 | C+ | |
野呂洋翔3年 180cm83kg 右左 |
強打の光星の4番を1年秋から任されている強打者。 | C+ | |
酒井悠利3年 171cm78kg 右右 |
どっしりした体格から球威のあるストレートを武器に多才な三種の変化球で、撃ち取る投球術。 コントロールは抜群、コースを見極め変化球でストライクをとる。 | C | |
織笠陽多3年 182cm78kg 右右 |
強打の光星の主軸。県外出身者が多い光星で 一年秋からベンチ入りした青森の逸材。 綺麗な打撃フォームからのフルスイングが魅力。 | ||
文元磨生3年 178cm76kg 右右 |
名門八戸学院光星の正捕手。 青森県では1,2を争う捕手。 コンパクトなバッティングからヒットを量産する。 |
創志学園高校 | |||
岡村洸太郎3年 177cm77kg 右右 |
右の横から140キロの力のある球を投げる右腕投手。 高校3年春の岡山大会準々決勝・金光学園戦では6回0/3を投げて6安打7奪三振3失点だった。 | C+ | |
金田恭汰3年 178cm83kg 右左 |
豪快なスイングで、3年春にマスカット球場の右中間スタンドにホームランを放つなどパワーがある。 | C | |
木村晃大3年 181cm 右 |
角度のあるストレートは線を引く感じで球質が良い。 ストレートの球速が更にでてくると楽しみになる。 | C | |
木村政裕3年 左左 |
高校1年時から1番を任された選手で、俊足と巧打の安定したリードオフマン | C | |
三宅昂汰3年 185cm 右右 |
185cmの長身右腕投手で、創志学園の入学時から期待されている選手。 | C |
八戸学院光星は、注目されるのは洗平歩人投手(3年)から洗平比呂投手(1年)の継投だろう。父は元中日の左腕投手で、弟の比呂投手は同じ左腕で似ている。また打線では3番ショートの2年生・中澤恒貴選手が坂本2世として評価を上げられるかに注目。2番・佐藤航太選手、4番・野呂洋翔選手、5番・織笠陽多選手の180cmを越す選手が並ぶ打線も注目される。
創志学園はやや横から投げる岡村洸太郎投手が149キロを記録し、大体140キロ台のちからのある球を投げる。攻略がなかなか難しい投手だ。背番号10の木村晃大投手もスライダーを軸に力を入れた球は強さがある。俊足の木村政裕選手が2番に入り、4番・金田恭汰選手も特大のホームランを放つパワーがある。
2日目第2試合
愛工大名電高校 | |||
秋葉奨太2年 172cm75kg 右右 |
2年生で正捕手として速球派の投手陣をリードする。 | C | |
有馬伽久3年 174cm73kg 左左 |
2年秋の時点で141キロを記録する投手で、制球が持ち味で安定感があり、田村投手の後を継ぐ。 また5番を打ち、強い打球を打てる二刀流。 | B- | |
山田空暉3年 182cm75kg 右右 |
長身から投げ下ろすストレートは最速144キロ今後が期待される投手です | B- | |
岩瀬法樹3年 167cm72kg 右右 |
中日のリリーフエースとして活躍した岩瀬仁紀投手の長男。 右から142キロの速球を投げ、愛工大名電でもリリーフとして投げる。 | C+ | |
栢工力輔3年 182cm 右右 |
長身でまだ線が細いが、142キロのストレートの質が良く、評価されている。 | C+ |
星稜高校 | |||
佐宗翼1年 177cm73kg 左左 |
星稜中時に軟式で136キロを記録、星稜に入学すると1年春の準々決勝・小松戦で5回ノーヒット5奪三振した。 左から腕を投げ下ろす本格派。 | B | |
武内涼太2年 183cm71kg 右右 |
才能あふれる原石。高校1年4月に142キロを記録するなど、力強いストレートとスライダーを投げ下ろす。 100キロ台のカーブも織り交ぜるなど総合力の高さも評価されている。 | B | |
近藤真亜久2年 183cm75kg 右右 |
大型捕手で、フットワークが良い選手。 スローイングが安定してくればかなり評価が上がりそう。 | C+ | |
斉賀壱成2年 173cm73kg 右右 |
投手としても130キロ中盤を記録する強肩の遊撃手。高校1年秋はショートのレギュラーとして出場し、3番を打った。思い切りの良い走塁も見せる。 | C | |
中山敦2年 177cm72kg 左左 |
腕が見えにくいフォームから、キレの良い130キロ中盤のストレートを投げる。 指のかかった球は魅力で、安定して投げられるようにしたい。 | C | |
マーガード真偉輝3年 186cm90kg 右右 |
恵まれた体格から圧巻の投球をみせる本格派 | B | |
荒木陽翔3年 172cm75kg 右右 |
引退する3年生との紅白戦で活躍し、2年秋のベンチ入りを果たすと、6番ファーストとして出場し、打率.382、10試合で6本の二塁打を打つ活躍を見せた。 | C | |
角谷飛雅3年 165cm68kg 右右 |
高校2年秋は5番サードで出場し、打率.390、二塁打など長打もあり、また10試合で3盗塁と足も見せた。 | C | |
佐々木優太3年 172cm78kg 右右 |
星稜の捕手として強肩は間違いない。 視野が広く、状況に冷静に対応できる捕手。 | C | |
永井士航3年 176cm78kg 右左 |
足と肩がある身体能力の高さがあり、2年夏にはレギュラーとしてプレーした。… | C |
愛工大名電のエース・有馬伽久投手は、今大会でも屈指の速球派で左腕、145キロ前後のストレートを低めに角度をつけて投げる。山田空暉投手は182cmの右腕投手、最速は148キロとのことだが130キロ中盤が多い。しかし、腕の振りが素晴らしく、ビュッと来る球は将来投手として期待したくなる。栢工力輔投手も長身で140キロ台を記録するが、まだ戦が細く将来を期待したい。リリーフに岩瀬法樹投手も控えており、出場校屈指の投手王国だ。
星稜はセンバツでも変化球を織り交ぜて安定した投球を見せたマーガード真偉輝投手が、この夏も安定感を見せている。そして2年生の武内涼太投手は来年が期待される力強い球を投げ、武内投手がエースとして投げる可能性もある。打線は1番・永井士航選手やクリンナップを打つ角谷飛雅選手などがいるが、2年生の遊撃手・斉賀壱成選手と2年生の捕手の近藤真亜久選手は、これまでプロ入りした遊撃手・捕手を輩出している星稜だけに、来年が楽しみな選手。
2日目第3試合
鶴岡東は右サイドから130キロ後半の速球で、右打者をえぐるような球を投げる小林廉投手と、長身左腕でキレの良いたまを投げる矢部充稀投手が継投する。捕手の土屋泰人選手は落ち着いたリードをして投手陣も安心感がありそう。2番打者としてもとしても選球眼良く出塁をしたりうまい打撃を見せる。
盈進はエースで140キロ右腕の向井勇投手が下半身がしっかりしていて上半身に力みのない安定したフォームから、スライダーやスローカーブを織り交ぜて上で130キロ中盤から後半のまっすぐで勝負する。
2日目第4試合
近江高校 | |||
星野世那2年 178cm74kg 左左 |
ノビのある直球が魅力。インコースで押すスタイルが持ち味。テンポも○ | C+ | |
横田悟2年 165cm71kg 右右 |
1年秋に1番ショートで出場した選手で、投手としても135キロを記録する肩がある。 強い打球も打てる。 | C | |
山田陽翔3年 175cm78kg 右右 |
1年生で144キロの抜群のキレの良い球を投げる 打撃も良く期待される。 中学時代にボーイズの日本代表入り、テレビでも出演をしていた | A | |
津田基3年 177cm73kg 右左 |
左打者でしっかりとしたスイングができる選手。 遊撃手としても守備の良さ魅力。 | C+ | |
岡崎幸聖3年 175cm98kg 右左 |
秋は五番を打ったおかわり君タイプのスラッガー。 | C | |
副島良太3年 167cm66kg 左左 |
1年秋に好投を見せた期待の左腕投手。 | C | |
外義来都3年 168cm68kg 左左 |
変化球が多彩で速いストレートがある 全方向に曲がる変化球と コースへの投げ分け | C | |
横田悟2年 | 遊撃手です。 |
鳴門高校 | |||
藤原颯太2年 181cm71kg 右右 |
秋季大会準決勝コールドゲーム寸前のボロ勝ち の5回に登板した1年生ピッチャーに目を奪われ ました。 バランスの良いキレイなフォームから投げる… | B- | |
冨田遼弥3年 178cm86kg 左左 |
2年生で140キロを超す速球を投げる左腕。2年秋は7試合で3完投1完封、42回で45奪三振を記録している。 成長度が速く楽しみな選手。 | B- | |
井川歌莉3年 177cm76kg 左左 |
瞬発力に優れた選手で、外野手としても広い範囲を守れ、走塁でも生かされる。 スピードのある選手として注目。 | C+ | |
土肥憲将3年 173cm79kg 右右 |
セカンドまで2秒を切る強肩捕手で、更にタイムは速くなりそうだ。 | C+ | |
前田一輝3年 190cm93kg 右右 |
長身右腕で2年で142キロを記録。1年冬に両足の疲労骨折により、フィールディングなど課題はあるものの、投手としてのスケールを感じた。… | C+ | |
三浦鉄昇3年 166cm72kg 右右 |
50m5秒台の足と、遠投110mの肩を持つ選手で、高校2年秋は7試合で3盗塁を記録、ショートでも広い守備範囲を誇った。… | C+ |
センバツ準優勝の立役者で149キロ右腕エースの山田陽翔投手は、この夏の甲子園で150キロの壁を突破するかが注目される。大会注目投手の中でも球の力は一番だと思う。2年生左腕・星野世那投手が近江大会準決勝の比叡山戦でも先発しているが、大会後半に山田投手が疲労した時に星野投手がどんな投球を見せられるか。1番で二塁手の津田基選手と遊撃手の横田悟選手の二遊間もしっかりと鍛えられている。
センバツで大阪桐蔭を苦しめた144キロ左腕・冨田遼弥投手は、この夏も素晴らしい投球で激戦の徳島大会を一人で投げた。プロも注目する投手でプロ志望をすれば指名があると見られる。瞬発力とパワーのある井川歌莉選手や俊足の遊撃手・三浦鉄昇選手に、190cm93kgの前田一輝選手は4番としてパワーある打撃と144キロを投げる力がある。2年の藤原颯太投手もきれいなフォームで投げられる投手で注目される。
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