デイリースポーツは「デイリー高校野球」の中で、山形中央の武田陸玖選手、享栄の東松快征投手、花巻東の佐々木麟太郎選手を紹介している。
スカウトのコメントも
侍ジャパンU18代表候補強化合宿に参加した山形中央の武田陸玖選手は、投げては最速147キロ、打っても高校通算28本塁打の二刀流として注目され、合宿では紅白戦で先発し2回3安打無失点、打者としては2試合で6打数2安打だった。
馬淵監督が絶賛したが、視察したスカウトで、北海道日本ハムの大渕スカウト部長も「打撃は捉えるのがうまく、投打にセンスがある」と評価している。
享栄の東松快征投手も同じく合宿に参加し、紅白戦では3回3安打1失点だったが、投手陣最速の149キロを記録した。視察した北海道日本ハムの稲葉GMは「手元で強いし、気持ちの強さを感じられる。ズドーン系の直球」と評価した。また、阪神の筒井スカウトも「馬力がある」と話している。
そして、その合宿に呼ばれなかった花巻東の佐々木麟太郎選手も紹介している。練習試合が解禁となった3月4日から4月1日までの1ヶ月で11本塁打を放ち、高校通算117本塁打にしていた。「打球の質も上がってきたし、飛距離の伸びてきた。崩されても少し体が残っていれば飛ぶ」と話す。
守備では昨年まではファーストだったが、サードやキャッチャーにも挑戦している。ただし、現在はケガをしているためDHで出場をしているという。
U18代表候補合宿にはこのケガの影響もあってか呼ばれなかったが、馬淵代表監督は長距離砲を求めており、これから夏に向けた戦い、そして夏の甲子園でホームランを放てば、U18代表の主軸となっていくだろう。


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