専大松戸の平野大地投手が151キロ、持丸監督が成長促す9球

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春季高校野球千葉大会は決勝戦が行われ、専大松戸が木更津総合に10-0で大勝し優勝した。注目の151キロ右腕・平野大地投手が9回1アウトから登板した。

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151キロ記録も

平野大地投手は最速151キロの速球を投げ、センバツでも注目された。昨年秋は球速をやや抑える投球でチームを準優勝に導き、センバツではストレートの威力で押すような投球も期待されたが、常葉大菊川戦で完封勝利を挙げたものの、広陵戦では2回途中で6失点をするなど、まだ思うような球を投げられていなかった。

この日は点差のついた9回1アウトから3番手として登板し、センバツ以来の公式戦の投球となった。初球に146キロを記録すると、2球目に148キロを記録したがライト前に運ばれ、2人目も4球目の148キロをセンター前に運ばれた。

しかし、そこからはランナーを背負いながらも自己最速の151キロのストレートでセカンドゴロに打ち取ると、最後の打者は143キロの球でセンターフライに打ち取り、無失点に抑えた。9球を投げてすべてストレートだった。「少し感覚が離れていたんですが、スピードの感覚も戻ってきたのかな、と思います」と話した。

今大会中は登板が無いかと思われたが、持丸監督は「平野はスピードは出る。でも回転とキレなんだ、ということを本人にわからせたかった」と話し、最後の最後に登板させた。「今は高めの球にキレがあるから、空振りがとれる。それで勝負したらいいが、低めに投げようとして中途半端になってしまう」と話す。

平野投手も「もう1度夏に向けて、強さ、キレをつけていきたいです」と話す。球の速さはあるものの、強豪校の打線ではそれを捉えられてしまう。逆に、変化球やコントロールを生かした投球のほうが抑えられるのが今の状況だろう。ただし、やはり高校生の今の時点では更に上をめざすためにも150キロ台のストレートを低めに投げて抑えるような投球を期待したいのはある。それで納得できる投球ができた時、次のステップが見えてくる。

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