仙台育英は140キロ超えが13人、150キロ超えが3人、プロ志望は左腕の仁田陽翔投手

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仙台育英は140キロ超えの投手が13人おり、その中で150キロを越えるのは153キロの湯田統真投手、151キロの左腕・仁田陽翔投手、150キロの高橋煌稀投手の3人。そして唯一のプロ志望の意志を示すのが仁田投手だという。

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須江監督「覚醒しないと」

スポーツニッポンでは、仙台育英の特集をしており、140キロオーバーの投手13人の名前を挙げている。3年生では田中優飛投手が145キロ、遊撃手の山田脩也選手が144キロ、菅野圭汰投手が141キロ、木村春人投手が140キロで、2年生、1年生も6人が140キロをオーバーしている。

中でも150キロ超えの湯田統真投手、高橋煌稀投手、左腕の仁田陽翔投手が注目されるが、遊撃手の山田選手も含めてプロ志望なのは仁田投手のみと報じている。

仁田投手は151キロのストレートと130キロ台の高速スライダーを武器にしており、スライダーは今年2月の枕崎キャンプで、打撃練習に使用する表面が滑るボールで投球練習をする中で、「上から押さえつけるように」投げたスライダーが高速で曲がるようになった。時速60キロで泳ぐカツオになぞらえて、「カツオスライダー」と呼んでいる。

課題は試合での投球で、センバツでは初戦の慶応義塾戦で1回1/3で1安打3奪三振も3四死球で降板、報徳学園戦でも先発したが1回0/3で3安打2奪三振2四球で3失点し試合も敗れている。制球力が課題となり、その取組として体全体で投げて球筋を安定させる取り組みをしているという。

須江監督も「大阪桐蔭さんとかを倒すんだったら、仁田が覚醒しないとダメ」と話す。プロ入りを目指す上でも、やはりセンバツのような投球ではいくら151キロ左腕は貴重とはいうものの、指名に踏み切るのは難しくなる。「最後の夏は納得できる結果で終わりたい」と話す仁田投手、公式戦での投球が注目される。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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コメント

  1. スポニチの記事では投手で唯一のプロ志望とあります。山田選手は野手なので、プロ志望の可能性もあるのではないでしょうか?