滝川二の１４９キロ右腕・坂井陽翔投手が最後の練習試合で６回１失点、６球団が視察し阪神「上位候補の一人」

滝川二は夏の大会前の最後の練習試合を行い、注目の149キロ右腕・坂井陽翔投手が6回2安打7奪三振1失点の投球を見せた。この試合には6球団のスカウトが視察に訪れた。

「上位候補の一人」

最後の練習試合となった明石北戦で先発した坂井陽翔投手は、4番投手として出場すると、投げては6回2安打7奪三振1失点、3回には三者三振を奪うなど力強い投球を見せ、「しっかり最終調整して、万全な状態で投げられるようにという思いで臨みました」と話した。

また4回にはレフトスタンドへ高校通算9号となるホームランを放ち、4番打者としての存在感も見せた。

この日は6球団のスカウトが視察をしているが、視察した阪神の熊野スカウトは「投げ方も良くなっている。上位候補の一人」と評価した。

初戦は9日に、川西明峰と対戦する。「一戦必勝で戦いたい」と気を引き締めた。