多度津高の１４６キロ右腕・高橋快秀投手に巨人・オリックスなど６球団視察し、広島スカウト部長が評価

多度津高校の146キロ右腕・高橋快秀投手が1失点完投勝利を挙げた。この試合には6球団が視察し、広島のスカウト部長が評価をしている。

143キロ

146キロの速球を投げ、150キロを目指していると注目される高橋快秀投手は、この日は最速143キロ、130キロ中盤の球が多く制球も良くなかった。しかし「ボールを切っていたので、四回、五回ぐらいから上から叩く意識で投げました」と中盤から徐々に良くなっていった。

8回には1アウト1,3塁のピンチとなったが、ストレートを中心に投げて2者連続三振に斬りって抑えた。9回128球を投げて7安打6奪三振3四死球で1失点、関東で2−1で接戦を勝利し2回戦に進出した。

この日は巨人、オリックスなど6球団のスカウトが視察し、広島・白武スカウト部長は「直球はコンスタントに１４０キロ台が出ていた。手足が長く、体は細いし、まだまだ伸びしろはある。将来性のある投手」と評価した。

まだ本調子でないような印象を受けたが、その中で1失点に抑える投球ができていた、次戦では本調子でどんな投球を見せるか注目したい。