今週1月26日に決定されるセンバツ高校野球の出場校、須磨翔風も出場候補の1校に入っており、エースでドラフト候補として注目される槙野遥斗投手も甲子園出場の吉報を待っている。
150キロ
槙野遥斗投手は昨秋の兵庫大会から近畿大会まで公式戦全10試合を1人で投げぬき、防御率0.99の投球でチームを近畿大会ベスト8に導いた。しかし、センバツ出場の近畿枠6校に入るかどうかは微妙なラインとなっている。それでも「選ばれたらすごくうれしい」と26日のセンバツ出場校発表に期待をしている。
槙野投手は182cmの右腕投手で最速143キロ、バランスの良いフォームに、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットと多彩な変化球を投げ、完成度の高い投球をする。
プロの注目度も高く、今オフには阪神を含む7球団のスカウトが視察に訪れており、牧野投手も高卒でプロ入りを目指している。現在は150キロ到達を目標に、食事とトレーニングで肉体を改造しており、「才木さんのようになりたいです」と2016年にドラフト3位で阪神に指名された同校の先輩・才木投手の背中を追う。
センバツは近畿大会ベスト4の大阪桐蔭、京都外大西、京都国際、耐久の4チームが確定的で、ベスト8では報徳学園と履正社、近江と残り2枠を争う。今年の兵庫は神戸国際大付の津嘉山憲志郎投手、報徳学園の今朝丸裕喜投手と間木歩投手、神戸弘陵の村上泰斗投手とプロが注目する投手が目白押しで、夏の甲子園出場は非常に厳しい戦いとなることが予想されるが、スカウトも何度も足を運ぶことになりそうで、直接対決などでの投球でアピールできれば、プロ入りにぐっと近づくことができる。
150キロ前後の球を投げる投手を相手に、互角の球威を見せたい。


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