センバツ補欠校となった高校の注目選手、桐光学園・森駿太選手や花咲徳栄・石塚裕惺選手など、この選手も見たかった

2024年ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース

センバツで補欠校に選ばれたチームの注目選手を紹介します。

スポンサーリンク

センバツ補欠校

センバツ補欠校、いわゆるセンバツ出場にあと一歩届かなかったチームは、今一番悔しさを感じているかも知れませんが、出場校との差はほとんど無いに等しく、素晴らしい選手がプレーをしています。

北海道・東海大札幌

秋季北海道大会の決勝で序盤に4点をリード、その後同点に追いつかれるが9回まで4-4と北海高校と互角の試合をしていた。タイブレークの10回に悪送球などで4点を奪われ4-8で敗れて甲子園出場を逃している。俊足の松浦幹大選手は50m5秒台の足があり、夏は上位打線を打って欲しい選手。

東北・一関学院鶴岡東

一関学院は東北大会でベスト4、優勝した青森山田に0-4で敗れていた。エースの高沢奏大投手は188cmの大型左腕投手で最速は146キロを投げる。東北大会準々決勝の秋田修英戦では9回2安打5奪三振1失点で完投勝利、準決勝の青森山田戦は中2日で5回4失点と悔しい投球となったが、高いポテンシャルは夏までに大いに注目されそうだ。また一塁で出場する登嶋直人選手は194cm93kgの大型選手でスラッガーとしても注目され、投手としても149キロを記録する。180cmから141キロを投げる小山礼莉投手もおり、センバツに出場すれば注目されたチームだっただろう。

鶴岡東は櫻井椿稀投手が130キロ中盤の速球を投げる左腕投手で、打撃でも秋に2試合連続ホームランを放ち、足も素晴らしい二刀流で、昨年の山形中央・武田陸玖選手を思わせる。新2年の梅澤一輝投手も秋に日大山形を9回4安打11奪三振2失点で完投し期待される。

関東・桐光学園花咲徳栄

桐光学園は準優勝した山梨学院に準々決勝で2-4と接戦で敗れ、関東5校目となった中央学院との差はほとんどなかった。森駿太選手は187cmの大型遊撃手で高校1年時から長打力に注目されていた。左腕の横浜の杉山投手からもホームランを放った事もあり左打者。ショートの動きも非常に様になっている。秋は一塁を守り打撃も良くなかったのが残念だったが、関東を代表する選手の1人。180cmの中村優太捕手と法橋瑛良投手もバッテリーは慶応義塾を3安打完封した実力があり、俊足センターの矢竹開選手など、センターラインがしっかりとしているチームで、森選手の状態が良ければセンバツでも優勝候補だっただろう。

花咲徳栄にも石塚裕惺選手という注目遊撃手がいた。181cmの大型遊撃手で、右打者として高校通算20本塁打は、プロのスカウトの評価も非常に高く、今年のドラフトの上位指名が予想されていた。センバツで見たかったと思ったファンは多かったと思う。力強い球を投げる岡山稜投手、上原堆我投手も力強い球を投げ、好打者の目黒亜門選手も足があり、こちらも優勝候補に挙げられたのではないかと思う。

東京・創価

創価高校は東京大会決勝で関東第一に1-4で敗戦した。180cm左腕の森山秀敏投手、180cm右腕の土居賢太郎投手、そして173cm左腕の長谷川輝投手と共に130キロ中盤から後半を投げる好投手がそろい、決勝戦でも4投手が継投して戦った。好投手の継投を甲子園でも見たかった。

東海・藤枝明誠県岐阜商

藤枝明誠は東海大会準決勝で愛工大名電に6-10で敗戦、愛工大名電の好投手、大泉投手から4点、伊東投手から1点を奪う攻撃力を見せたが、投手陣が抑えられなかった。4番捕手でチームの中心の皆川晧也選手は、静岡大会決勝で浜松開誠館を相手に3安打4打点の活躍で優勝に貢献、体は大きくないが打撃の力強さがあり、捕手として安定している。

県岐阜商はその藤枝明誠に3-6で敗れていた。エースの森厳徳投手は173cmの右腕投手で146キロの速球を投げ、1番で50m5秒台の俊足・加納朋季選手と、3番でパンチ力十分の右のスラッガー・垣津吏統選手がおり、得点力も高かった。

北信越・北陸帝京長岡

北陸高校は明治神宮大会でも優勝した星稜と北信越大会準決勝で対戦し、1-6で敗れた。あと1点でも奪えていたたらと思うようなギリギリの選考だったと思う。エースの竹田海士投手は最速148キロの速球を投げ、高校1年時から友廣陸を次ぐ投手と注目されてきた。昨秋は本調子ではないように見えたが小松大谷戦で7回11安打を許すも8奪三振で1失点に抑えた。しかし星稜戦は6回2/3を投げて9安打6失点と悔しい投球となった。それでもセンバツに出場していれば注目投手となったはずだ。

帝京長岡は北信越大会準々決勝で敦賀気比に5-11と大敗、茨木佑太投手は187cmの大型右腕で130キロ後半の速球を投げ、阪神の茨木秀俊投手の弟としても注目されていたが、その試合では9回を投げ切るも13安打を浴びて5失点、さらなる成長につながる敗戦と期待を込めたい。

近畿・履正社須磨翔風

履正社は近畿大会準々決勝の京都外大西戦で、147キロエースの高木大希投手が序盤にまさかの6失点、その後、終盤に猛烈な追い上げを見せるも7-10と及ばなかった。強打者の近澤賢虎選手や、来年注目の二遊間・矢野塁選手と辻琉沙選手の新2年生も注目されたと思う。

須磨翔風も準々決勝で耐久に1-4で敗戦、181mから140キロの速球を投げるプロ注目の槙野遥斗投手が9回6安打8奪三振も4失点、冷水投手との投げ合いとなったが、味方のエラーがなければ完封で逆の結果になっていたかもれない。センバツでも注目投手の1人となっていたことは間違いないだろう。

中国・宇部鴻城高川学園

宇部鴻城は優勝した広陵に4-8で敗戦、180cmから141キロの速球を投げる松成乃馳投手が投げきったが、8回9安打7奪三振で8失点と広陵打線を抑えることはできなかった。全国クラスの打線をどのように抑えるかが夏までのポイントとなる。

高川学園は創志学園に0-7と完敗、エースの葛西泰輝投手は勢いのある球と変化球にキレのある投手だったが、この試合で先発も4回6失点で降板した。夏までに課題を克服したい。

四国・鳴門明徳義塾

鳴門は阿南光に3-6で敗れた。エース大門投手が8回で16安打で6失点、打線も甲子園に出場するには後少し力が必要だった。

明徳義塾は優勝した高知に2-3と接戦で敗れているが、試合的には長打が打てず、8安打は散発に終わった。左腕の新2年・池崎投手はこの試合で先発し6回2/3で4安打8奪三振と好投しており成長が期待される。

九州・大分舞鶴延岡学園

大分舞鶴は優勝した熊本国府に9回まで5-5の同点の戦いをし、タイブレークで6-7で逆転負けをしている。夏に向けては投打に成長が期待される。

延岡学園は東海大福岡に8-10と乱打戦の末に敗れた。141キロ左腕の南龍成投手、142キロ右腕の工藤樹投手が継投するスタイルだが、共に東海大福岡打線を抑えることができなかった。延岡学園は好選手を擁しながらもやや大味になる試合も多く、夏に向けては両投手の成長が鍵となる。

【2024センバツ】出場校と注目選手一覧
2024年3月18日に開幕するセンバツ高校野球大会に出場する32校が決定します。出場校の速報と注目選手を紹介します。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント