今年のドラフトが楽しみな選手〜高校生投手その10・吹田志道投手・弘前学院聖愛〜

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今年のドラフト候補として注目したい選手、高校生投手を数回に渡って紹介しています。今回は弘前学院聖愛・吹田志道投手。
川勝空人投手(生光学園)/清水大暉投手(前橋商)/小川哲平投手(作新学院)
洗平比呂投手(八戸学院光星)/津嘉山憲志郎投手(神戸国際大付)/村上泰斗投手(神戸弘陵)/三浦尊神投手(おかやま山陽)/佐伯和真投手(津久見)/狩生聖真(佐伯鶴城)

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抜群のフォームから140キロのまっすぐ伸びる

吹田志道投手・弘前学院聖愛

青森県は昨秋の東北大会で青森山田が優勝、八戸学院光星が準優勝し、センバツに出場が決定した。青森山田は東北大会決勝でノーヒットノーランを達成した櫻田朔投手と関浩一郎投手が、八戸学院光星は昨夏甲子園で完封勝利を挙げた洗平比呂投手と岡本琉奨投手と共に2枚看板を擁し、選手層が厚い。

特に洗平投手がプロ注目の大型左腕投手で、多くのスカウトが青森に足を運ぶ事になると思うが、そこで注目されそうなのが吹田志道投手だ。

吹田投手は184cmの右腕投手で、まだ体の線は細い。しかし、土台はしっかりと安定しており、モーションもスタートからフィニッシュまでフォームのバランスが保たれている。腕の振りもスムーズでフォームに関しては何も言うところが無いように見える。

ストレートは140キロ前後、ストレートは指にかかった良い球が50%くらいではあるが、その球の伸びは素晴らしい。伸び球は高めが多いのも課題だが非常に魅力を感じる。ただし制球が悪いという感じではなく、左打者のインコース低めにストレートを差し込むことができるが、この球がややカット気味に沈む良い動きをする。

変化球もスライダーなどが高めに抜ける球が多く、変化球全体的にはまだ磨く必要があるが、この変化球を投げた後の力を込めたストレートはバットが押し込まれる。

実績も残している。昨夏の青森大会準々決勝では東奥義塾を9回5安打4奪三振で完封、そして秋季大会では青森山田を相手に7回まで無失点と好投を見せた。出場した東北大会では初戦の明桜戦で5回途中から3番手で登板し、6回2/3を2安打3奪三振1失点と好投し勝利に貢献、2回戦の鶴岡東線でも6回から登板して9回までの4イニングを無失点、タイブレークの延長10回に2点を失い敗れたが、5回2安打3奪三振2失点の好投だった。

まだ名前はあまり聞かれないが、東北を代表する投手の1人となっている。そして持っているポテンシャルは限りなく高い。体が出来上がってくれば球速も上がってきそうで、このフォームのままで力強さが増してくれば、三振の数も増えてくるだろう。期待の投手の1人だ。

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