センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は愛工大名電高校。
愛工大名電の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:伊東尚輝投手
183cm84kgから149キロの速球を投げる。昨秋は新型コロナや左肩脱臼などの影響で本調子ではなかったが、13回2/3で17奪三振を記録している。50m5.9秒の足も注目したい。
注目度A:石見颯真選手
50m5.9秒の俊足と遠投110mの強肩に、昨秋は特大の場外ホームランを放った他、逆方向にも伸びる打球を打つなど、プロのスカウトも注目する選手。外野手だったが春からはショートに転向する可能性があり、ショートでのプレー次第でさらに注目度は増して行くだろう。
注目度B:大泉塁翔投手
144キロ左腕投手で、球威と共に鋭いスライダーを投げ、東克樹投手の高校時代と同じくらいの評価との声もある。他にも変化球を投げる器用さで、昨秋は67回1/3で62奪三振、防御率1.07と安定。
注目度B:古谷龍斗投手
181cm81kgのスケールのある左腕投手で最速は140キロを越す。秋は抑えることができずに苦しい投球だったが、伸びのあるストレートは空振りを奪える球質で、4回2/3で6奪三振、練習試合では63回を投げて78奪三振を記録している。
注目度B:宍戸琥一外野手
5番センターで出場する選手で、50m6.1秒の足と遠投100mの肩がある。昨秋は公式戦で2本塁打、練習試合も含めて8本塁打を放つ長打力がある。
注目度B:石島健外野手
182cm90kgの大型選手でパワーがある。秋は1本塁打を放っているがもっと期待したい。投手としても141キロを記録しており、投手としての可能性も注目したい。
注目度B:矢野燦太選手(2年)
昨秋はベンチ入りしていないが、181cmで50m6.1秒の足と遠投100mの肩があり、投手としても強い球を見せる。スイッチヒッターで器用さもあり、ベンチ入りしたらぜひ注目したい。
注目度C:板倉鉄将捕手
リードの良い捕手で、強力投手陣を支えていく。秋は1本塁打を放っており、180cmの大型捕手として更に注目される選手になりたい。
注目度C:岩田知樹投手(2年)
183cm80kgの右腕投手で強い球が特徴、次年度のエース候補の1人。
注目度C:鈴木真弘選手(2年)
昨秋は1年ながらショートのレギュラーとしてプレーした。安定度の面から石見選手がショートに転向する事になり、正念場となる。
注目度C:吉田剛選手(2年)
昨秋はセカンドを守っていたが、打撃を活かすために外野手に転向する。60m6.1秒の足も魅力
注目度C:倉知哲平内野手(2年)
50m6.0秒の足と、遠投100mの強肩が魅力。セカンドのポジションを争う。
チーム
大泉投手と古谷投手の左腕、そして149キロ右腕の伊東投手と投手陣はセンバツでも屈指。それぞれが持っている力を発揮できれば、簡単に攻略される事は無いだろう。
攻撃では3番の石見選手がキーマンで、4番・石島選手、5番・宍戸選手の長打力のあるクリンナップもセンバツ屈指。1,2番が出塁できるかどうかがポイントとなる。守備も石見選手がショートに転向することで大きく変動がありそう。全体的に俊足強肩の選手が入り、堅実に守ることができるか。
投手が2点前後に押さえて、打線が6,7点を奪う。重厚な投手と攻撃陣で、まだ仕上がり途中という所もあるが、一つ一つのプレーがしっかりできればセンバツ優勝候補の一つ。
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