中央学院高、蔵並龍之介・臼井夕馬・颯佐心汰投手の140キロトリオでセンバツ勝利目指す

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センバツに出場する中央学院高は、187cmの長身右腕・蔵並龍之介投手、スリークォーターの臼井夕馬投手、ショートと二刀流の颯佐心汰選手と、タイプの違い選手がそれぞれ140キロを越す球を投げ、甲子園初勝利を目指す。

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140キロトリオ

長身右腕の蔵並龍之介投手は「身長が高いので角度に自信がある」と言う通り、187cmの角度ある投球が持ち味で、最速は142キロを記録する。昨年秋に急成長した姿を見せたが、甲子園で140キロ超を連発してくれば、プロのスカウトも本格的にドラフト候補として見る選手となりそうだ。

この冬に成長をしたのが臼井夕馬投手、サイドハンドの右投手だったが、腕をやや高くし、さらに「この選抜から2段モーションがOKになったので試したらハマった」と二段モーションを取り入れた所、最速143キロのストレートが浮き上がるような球質となった。173cmと上背が無いがその分、浮き上がりが半端じゃない。

颯佐心汰選手は3人の中で最も早くから注目されていた選手だが、ショートと投手の二刀流で、野手としても50m5.8秒の俊足と遠投120mの肩が注目され、投手としても148キロの速球を投げる。ただし豪速球タイプではなく、カーブ、スライダー、チェンジアップを使った総合的な投球をする投手だ。

元々は颯佐投手のチームだったと思うが、蔵並投手、そして臼井投手の登場により、颯佐投手はリリーフとしてショートからマウンドに登る形になる。

中央学院は2018年にセンバツと夏の甲子園に出場をしたが、共に初戦で敗れていて甲子園での勝利はまだない。140キロトリオで甲子園初勝利となるか、和歌山の耐久高校との試合が注目される。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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