春季高校野球和歌山大会は智弁和歌山が6−1で和歌山東に勝利し優勝した。背番号19を着けた中西琉輝矢投手が9回を完投し最速145キロを記録、視察した北海道日本ハムのスカウトも評価している。
ミニキャンプで
中西琉輝矢投手は197cm97kgの大型投手として早くから期待されていた選手だが、今大会は中谷監督が「準決勝、決勝を目標に技量をもう一回鍛え直そうと相談しながらきた」と話すように準決勝まではベンチ入りせずに体力強化やフォームの改良に取り組んだ。そして準決勝で背番号19でベンチ登録されると、この日の決勝戦で今大会初登板をした。
初回、2アウトから和歌山東の3番でプロ注目の谷村剛選手を打席に迎えると、レフト前にヒットを許したものの、自己最速を1キロ更新する145キロを記録する力強い球を投げた。その後も140キロ中盤のストレートを投げ続け、9回137球を投げて1失点完投勝利、「まだまだ、いけました」と体力的にはまだ余裕があったという話した。
この試合には北海道日本ハムの荻田スカウトが視察、「スケールも大きくて将来が楽しみな選手」と評価した。
耐久、田辺がセンバツに出場する中で今大会で存在感を示した智弁和歌山、近畿大会でもその戦いぶりが注目される。
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【高校野球】智弁和歌山、2年ぶり16度目の春季大会V 初登板の身長197センチ右腕・中西が1失点完投 - スポーツ報知
春季和歌山大会は決勝が行われ、智弁和歌山が終始主導権を渡さない試合運びで2年ぶり16度目の優勝を飾った。
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