専大松戸の149キロ右腕・梅澤翔大投手骨折していた、今月中には実戦復帰へ

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春季高校野球関東大会でベンチから外れていた専大松戸の149キロ右腕・梅澤翔大投手が、左足の小指を骨折し手術を受けていた事がわかった。

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今月中に復帰

関東大会で登板が期待された149キロ右腕の梅澤翔大投手だったが、千葉大会の木更津総合との初戦の終盤に、ピッチャー返しを足で止めようとして左足小指を痛めていた。しかしそのことを監督に伝えずに、持丸監督は「2回戦、3回戦と登板させてしまいました。どこか本調子ではないな、今ひとつ踏ん張れていないなとは思っていました」と話す。

しかし、関東大会に備えるための練習試合で症状が悪化し、「実は”あの時に”と話してくれたのです。フタを開けてみたらまさかの骨折だった。手術をして、今月中には実戦復帰できそうなのは不幸中の幸いでした。」と話した。

痛めた時に伝えてくれなかった事について持丸監督は「梅澤はプロ志望があるだけに、登板を重ねてプロにアピールしたい気持ちがあったのか。あるいは、春季大会は最後の夏のシード権がかかっているから、自分が投げなければという責任感が彼を追い込んでしまったのか。」と話し、「チームのためか、それとも個人的な問題だったのか。投手は気が強いに越したことはないけれど、チームを背負って投げることができないのであれば、こちらも信頼して起用することができなくなってしまう。今後のためにも、しっかり理由を把握しておく必要がある。様子を見ながら、それとなく尋ねてみるつもりです。」と話した。

専大松戸は昨年もドラフト1位候補と注目された平野大地投手が指のしびれなどがあり、夏の大会の途中から登板できなかった。梅澤投手は今月中には復帰予定ということで夏は登板ができそうだが、その状態が心配される。

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