春季高校野球近畿大会は準決勝が行われ、智弁和歌山が須磨翔風に12-0で大勝した。9番打者の山田希翔選手が4安打3打点の活躍を見せ、千葉ロッテのスカウトが評価をしている。
「9番があれだけ機能すれば」
山田希翔選手は楽天・黒川選手にあこがれて智弁和歌山に入学した。183cmの大型遊撃手で動きが良く、試合では目を奪われる選手なのは間違いない。しかしこれまでは打撃がやや物足りなくて、今大会も9番を打っている。
しかし今大会は初戦の滋賀学園戦で4打数3安打2打点、そしてこの日も2回に安打を打つと4回にはライトオーバーの2ベースヒット、5回には2アウト1,2塁から左中間へ2点タイムリー3ベースヒットを放つと、7回にも安打、そして9回には押し出しの四球を選び、4打数4安打3打点の大活躍を見せた。
中谷監督も「きっちりと努力ができる選手。1メートル80を超える選手が二遊間を守っているとかっこいいし、全てにおいてスケール感がある。」と評価しており、「9番があれだけ機能すれば、ちょっと嫌ですよね」と話し、「日本ハムの金子誠さんだったりとか、つないでいくのに9番は結構大事な打順だと思っていますので」と9番においている理由について話した。
この日視察した千葉ロッテの三家スカウトも「グラウンド上で雰囲気がある」と話し、大型遊撃手としてチェックをしていた。山田選手は兵庫県出身で阪神ファン、「プロを目指している」とはっきりとプロ志望を口にする。来年に向けてこれから注目される事になりそうだ。
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