札幌大谷が初戦敗退した昨夏の悪夢を晴らした。146キロ右腕の菊地大一投手が自己最速を更新する147キロを記録し7回を完封した。
昨夏
昨夏もプロ注目捕手の佐々木涼斗選手(東洋大)などを要して甲子園を目指していた札幌大谷だが、地区大会初戦で札幌南に敗れた。
この日も昨夏と同じ日に、同じ球場で、同じ公立高校が相手ということで、主将で捕手の篠原悠選手は「朝起きて不安だった。去年の夏があったから、一つも気を抜けないと思った」と話した。
しかし試合は序盤からリードを奪うと、4回には篠原選手が高校通算28本目となる2ランホームランを放って点差を開くと、エース・菊地大一投手も147キロを記録したストレートで7回5安打10奪三振で札幌英藍高校に7-0でコールド勝利を収めた。
篠原主将は「去年があったからこその勝ちだった」と話した。
春は道大会で旭川実の151キロ右腕・田中稜真投手と投げあい、3-5で敗れた菊地投手は「体格的には田中くんより全然ダメ。ただ、まっすぐや変化球のキレはもっと練習できるところ。田中くんにまけないように一歩一歩近づけるように頑張っていく」と話し、北海道NO.1右腕と注目される田中投手に視線を向けた。

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