夏の高校野球神奈川大会では、東海大相模の2年生で150キロの速球を投げる福田拓翔投手が先発し、藤嶺藤沢を8回11奪三振1失点に抑える好投を見せた。中日のスカウトが評価をしている。
150キロ右腕
福田拓翔投手は184cmの右腕投手で入学時から非常に注目されている投手で、2年生ですでに150キロを記録している。
この日の藤嶺藤沢戦で先発すると、ストレートは147キロを記録し、キレの良いスライダーと2種類を軸に6回までパーフェクト投球を続ける好投を見せた。7回に1失点をしたものの8回までに11三振を奪う力投で勝利に貢献した。
福田投手は「バランス良く投げられた。しっかり指にかかってコースもきっちり決まった」と話し、原監督も「立ち上がりは少し浮いていたが、すぐ修正して角度のある球を投げ込んでいた」と評価した。
この試合には横浜高校で甲子園連覇を果たした中日の小山スカウトが視察したが、松坂投手の2年時と比較し「全然、福田くんの方が」と話し、「松坂は2年夏はまだ球があちこちばらついていた。エンジンも大きさは松坂がすごかったですが、まとまりのレベルの高さは福田くんはすごいです」と評価、スカウト陣は「今年の候補に交ぜても上位候補」との声が聞かれた。
来年は大阪桐蔭の森陽樹投手や健大高崎の石垣元気投手と150キロ右腕がおり、福田投手も含めてドラフト上位を高校生投手が占める可能性もある。非常に注目される。
2025年度-高校生のドラフト候補とみんなの評価
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夏の高校野球・神奈川大会(2024)の注目選手、ドラフト注目度B
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【高校野球】東海大相模がコールドで8強…福田がMAX147キロで8回11奪三振「バランス良く投げられた」 - スポーツ報知
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