東海大相模の藤田琉生投手は、この日は最速149キロをを記録するなど常時140キロ超のストレートを投げ、日大藤沢を圧倒した。この試合にはオリックスなど3球団が視察した。
198cm左腕
藤田琉生投手は198cmの長身左腕投手として注目されていたが、球速が130キロ後半から140キロという所で、どちらかというとサイズを活かしながら好投するタイプの投手だった。
しかし、「わかっていても打てない直球」を意識しながら成長を続けると、春の関東大会では140キロのストレートの威力が増し、プロのスカウトの目の色も変わり、高く評価する声も聞かれていた。
この日も視察したのは3球団のみだった。しかしその中で藤田投手が覚醒した。最速は149キロを記録すると、常時140キロ超のストレートを投げ、強豪の日大藤沢打線もストレートに合わせて対策をしてきたが、それを上回った。7回1/3を3安打無失点に抑えて相手の戦う気力を奪い、13-1で圧勝した。
日大藤沢の4番斎藤選手は中学時代に湘南ボーイズで藤田投手とバッテリーを組んでいたが、「ストレート中心でくるのはわかっていた。それでも打てなかったです。あらためてすごい投手だと思いました」と話した。
視察したオリックスの小林スカウトは「自分の体格を生かした投球ができている。直球もスピードがあって良い質。期待している選手です」と評価した。
おそらく多くの球団の首脳クラスが予定を変更し、東海大相模の試合に足を運ぶことになる。多くの観客が訪れる神奈川大会の終盤戦で。スタンドの座席を確保できるかが気になる。

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