南東北大学リーグと福島県高校選抜が対戦し1勝1敗

2024年ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース

福島県の高校生の選抜チームが、南東北大学連盟の選抜チームと2試合を行い、高校選抜Bが0-7から大逆転勝利をするなど1勝1敗とした。

スポンサーリンク

高校最後

夏の福島大会で敗れた高校生にとって最後の試合となる。また、高校で野球を辞める選手には、これが最後の公式戦となるかもしれない。

県営あづま球場で行われた福島県高校選抜vs南東北大学選抜の試合は、福島大会を終えた各高校の3年生から選出された51人がA、Bの2チームに分かれ、それぞれが南東北大学リーグ選抜と対戦した。

高校選抜Aは大学選抜に2-6で敗れ、高校選抜Bも3回表までに0-7と点差をつけられた。しかし、3回裏に7安打を集中して7点を奪うと、6回に1点を勝ち越されたものの7回裏に3点を奪って逆転し、時間打ち切りのために8回まで戦って10-8で勝利した。

高校選抜Bで勝利した原町高校の高野選手は、7回1アウト満塁の場面で走者一掃の左中間への3ベースヒットを放ち、「めっちゃ嬉しいです。楽しかったです」と話した。今後は体育教師を目指し大学に進学を希望するが、野球を「続けます」と話した。

8回に登板した宝佑真投手は最終イニングを0点で締めた。最速137キロの速球を投げ、相馬高校を32年ぶりに福島大会ベスト4に導いた投手だった。

高校選抜Bを指揮した原町高校の市川監督は「野球に関わることで、横のつながりが将来できたらいいなと思いますね」と話し、この試合で違うユニフォームを着た選手が繋がりを持ち、将来の福島県の野球の発展につながっていくことを期待した。

試合の間には大学生による中学生への野球教室も行われた。非常に素晴らしい取り組みだと思う。夏の大会前に、ベンチ入りできなかった選手の最終試合を、高校同士で行う学校も多くなってきたが、最後の夏を戦った選手も、このようなイベントがあると、これをきっかけに将来に踏み出すことができる選手もいるかもしれない。

ぜひ広まってほしいし、見てみたい試合である。

高校選抜ラストゲーム 南東北大学選抜を逆転 ー スポニチ福島版

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント