宮崎商は中京大中京に7回に勝ち越しを決めたものの、残り2イニングを守り切れずに3-4で逆転で敗れた。プロ注目の遊撃手・中村奈一輝選手は試合後にプロ志望を表明した。
両足つるアクシデント
宮崎商は強豪の中京大中京を相手に、先制されたものの6回に同点に追いつくと、7回に勝ち越しをした。しかし、宮崎大会ではショートでプロが注目する中村奈一輝投手が146キロの速球を投げ、リリーフで登板して勝ち上がってきたが、そのに宮崎選手が7回の裏に左足のふくらはぎがつって登板ができず、治療をしてショートの守備に戻ったものの、登板を続けた上山純平投手が2連打で2失点し逆転を許した。
中村選手は「先頭打者を遊ゴロに取ったとき痛みがきたんです。大丈夫かなって」と話し、約8分の治療を終えてショートの守備につくと、「ナイキ、お前が引っ張っていけ」と声をかけられた「みんなに支えられているんだなと思った。」と話した。
1点を追う9回、中村選手は三振に倒れた。「足がつってでも塁に出ようと思ったんですけど、最後にカットボールに手が出てしまった。悔いが残ります」と話す。この日は1番ショートで出場し5打数1安打に悔しさを見せていた。
今後について聞かれた中村選手は「プロ志望届を出します」とはっきりと応えた。そして、「プロに入れる機会があれば頑張ろうと思っています」と、プロでこの日の悔しさを晴らしていくことを誓った。
強肩の遊撃手で、50m6.0秒の足もあるポテンシャルの高さが注目される中村選手、ドラフト会議では、高校生遊撃手が注目される中で比較されて指名順が決まると思う。個人的には下位または育成ドラフトと評価するが、ポテンシャルを評価した球団がドラフト中位あたりで指名する可能性もあるかもしれない。
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