甲子園で準優勝した関東第一の4番・高橋徹平選手と、ショートで安定したプレーを見せた市川歩選手はそれぞれ大学に進学する。
4番とショート
高校通算60本塁打の4番として甲子園に乗り込んだ高橋徹平選手は、この日も4番を務めたものの、チャンスで打つことができず3打数ノーヒットに終わった。
今大会は18打数3安打に終わった。それでも準々決勝の東海大相模戦ではプロ注目の藤田琉生投手から値千金のホームランを放ち、高校通算61本で夏の大会を終えた。
準決勝で敗たが、「悔しいけれど、決勝まで来られた。仲間には笑顔で終わろうと伝えた」と話した高橋選手、卒業後は大学に進学し、4年後のプロ入りを目指す。
また関東第一の堅守のショートとしてチームを決勝に導き、この日も安定したプレーを連発した市川歩選手、兄も関東第一でプレーしエースとして甲子園に出場、現在は日大の3年生で侍ジャパン大学代表にも選ばれている市川祐投手で、兄は甲子園では初戦敗退だったが、弟は見事に準優勝まで勝ち上がり「優勝の報告をしたかったのですが自慢はできると思います」と話した。
市川選手も大学に進学し、大学で日本一を目指す。ショートとして注目させるようになると思う。
関東第一は昨年秋の明治神宮大会での戦いから、センバツは初戦敗退、春は4回戦で敗退と、今年に入ってから結果を残せていなかった。しかしこの夏は東東京大会から堅い守備と無駄のない走塁を見せ、長打に頼ること無く得点を奪って守って勝つ野球を見せていた。特に市川選手と小島想生選手の二遊間や、外野の飛田優悟選手、坂本慎太郎選手などが内外野ともに素晴らしく、連携も見事だった。
4番の高橋選手も高校通算60本を放っていたが、やや物足りなさを感じていたが、この夏は打てなかったものの、打席で崩されずに立つ姿勢はプロ野球選手のように感じた。3年生が大学に進み、4年後には各大学で主力として活躍し、何人かはプロ注目選手となっているのではないかと思う。
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