北星学園大付で192cmから149キロの速球を投げる石田充冴投手が、プロ志望届を提出する決断を下した。
大学進学も考慮したが
石田充冴選手は9月3日の練習前に、沼山監督に「上で挑戦したい」と話し、プロ志望の意思を伝えた。沼山監督も「応援したいですね」と話し、プロ志望届を提出する。
石田投手は192cmの体格があり、昨年秋には北星学園大付を14年ぶりの全道大会に導くと、球速も140キロから149キロへと伸ばしてプロも注目した。
この夏は大会直前に左足首を捻挫し、札幌地区代表決定戦で敗れていた。父は大学卒業後にメジャーに挑戦するため、フィリーズの1Aや独立リーグで3季プレーをした事があり、プロ野球選手は親子の夢で、石田選手も「自分の目標は高卒でNPB入ること。」と話していたが、大会終了直後には「まだ期間があるので、それまでにもう一回、高校生のうちに夢を追いかけたい」と話し、ケガを治してから8月のLIGAサマーキャンプに出場するとしていた。
そのサマーキャンプではエスコンフィールドで147キロを記録したものの失点もしてしまい、「もう一度、監督さんと話し合って最終決定する。志望届を出すか、大学に行って4年後にドラフト1位を目指すか悩んでいる」と話していたが、その後、両親や監督とも面談を重ねてプロ志望届を提出することを決断した。
まだ荒削りだが、高いポテンシャルを持つ投手として注目される。ドラフト会議では育成ドラフトでの指名が予想されるが、楽しみな投手となる。
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