秋季高校野球近畿大会が行われ、大阪桐蔭が滋賀学園に2-3で敗れて初戦で敗退し、来春のセンバツ出場は絶望的となった。ドラフト注目投手の森陽樹投手、中野大虎投手は夏の甲子園を目指すことになる。
プロ注目右腕
この日は151キロの速球を投げ、来年のドラフトとして注目される森陽樹投手が先発し、147キロを記録したストレートで3回まで3奪三振で無失点に抑える力を見せた。
しかし4回、先頭打者に四球を与えると2アウト2塁とされ、先制のタイムリーヒットを許した。その後、味方が逆転したものの、6回には押し出し四球などで勝ち越しを許し、6回2/3を投げて4安打3失点で降板した。
対する滋賀学園は186cmの長身から142キロの速球を投げ、こちらもドラフト候補として注目される長崎蓮汰投手が、緩急で大阪桐蔭打線を翻弄し、9回7安打2失点にまとめて3-2で勝利した。
大阪桐蔭の森投手は1年時に150キロのストレートで圧倒的なピッチングを見せ、2025年の目玉クラスになると注目されたが、今年は伸び悩みとも思える形で、この日のように結果を出すことができない状態が続き、もう一人の注目投手・中野大虎投手のほうが安定した投球を見せていた。
大阪桐蔭はこれでセンバツ出場は絶望的、明治神宮大会も出場できず、次の公式戦は来年の春季大阪大会となる。そこまでに森投手や中野投手、大型スラッガーの吉野颯真選手、そして中学時代に注目されて全国から集まった選手たちがこの冬にどれだけ成長することができるのか注目したい。
春には現在の1年生も成長しているし、おそらく来年も強力な1年生が入ってくると思われ、まずはチーム内の競争で勝ち抜いていかなければ来年の春以降のプレーは無くなる厳しい環境だ。



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