浦和学院・笹川晃平選手、日大三・金子凌也選手が本塁打!聖光学院・園部聡選手は3ベース!

高校野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 甲子園では浦和学院vs高崎商の対戦でプロ注目の浦和学院・笹川晃平選手が2ランホームランを放つなど5打数3安打を記録した。笹川選手は182cmの大型外野手で50m6.0秒の足もある3拍子揃った選手としてプロも注目している。春季関東大会では全試合で打点を記録したが、夏の埼玉大会では19打数4安打1打点と振るわなかった。大舞台で活躍を見せ評価も上がってきそうだ。

 日大三vs聖光学院の対戦では0-2とリードされた9回にこちらもプロ注目の日大三・金子凌也選手がバックスクリーン横にホームランを放ち一矢を報いた。金子選手は180cmの大型遊撃手で昨年の甲子園では2番打者として21打数11安打5打点を挙げ全国制覇に貢献し、今年の西東京大会では20打数4安打5打点と振るわなかったが、決勝の佼成学園戦では0-1の9回表に逆転の2点タイムリーを放ち甲子園出場を決めた勝負強さを持つ。日大三は昨年のドラフト候補は全て大学に進学した。金子選手も大学進学の可能性が高い。

 対する聖光学院は2年生スラッガー・園部聡選手が4回に2ベースヒットを放つと、8回には3ベースヒットを放ち、その後、決勝のホームを踏むなど3打数2安打を記録。外野の頭を越える痛烈な打球を見せ、次戦以降でのホームランも期待できる。

浦和学院・笹川、骨折弾!主砲が3長打…夏の甲子園 - スポーツ報知:2012/08/12

 センバツ8強の浦和学院(埼玉)は、プロ注目の5番・笹川晃平(3年)が左越え2ランを含む3安打3打点と活躍。高崎商(群馬)との隣県対決を制し、夏は04年以来8年ぶりの初戦突破となった。

 右手を高々と掲げた。6回、浦和学院が1点を先制し、なおも2死一塁。笹川が内角低めの直球をとらえ、左翼席に2ランをたたき込んだ。チーム初安打となる2回の二塁打、8回の中堅フェンス直撃のダメ押し適時二塁打で3安打3打点。「投手陣を助けてあげられてよかった」。夏は8年ぶりとなる初戦突破に、顔をほころばせた。

 スパルタ教育が結実した。母・美加さん(40)は、高校バレーの名門・八王子実践で活躍した元アスリート。中学時代に練習場までの片道10キロをランニングで通うなど厳しく育てられ、けがに負けない強い心と体を作り上げた。6月下旬に練習試合の交錯プレーで左手甲を骨折し、全治3か月と診断されても埼玉大会に強行出場。その際にも「痛いそぶりを見せずにやりなさい」と言われていたほどだ。

 ぶっつけ本番で臨んだ埼玉大会は打率2割1分1厘、打点1。4番の座も手放した。それでも、量より質を重視した練習で集中力を磨き上げ、甲子園でいきなり大当たり。「つらい時も支えてくれて、本当に感謝しています」と頭を下げた。

 いずれも強烈な3長打に、森士(おさむ)監督(48)は「状態が上がってきて入れ替えたいぐらい」と4番返り咲きを示唆した。「目標は全国制覇。気を引き締めて戦いたい」と笹川。輝きを取り戻したスラッガーは、頂点にたどり着くまで打ち続ける。 

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