福岡で高校・大学・社会人が交流戦、地域の大学・社会人チームと高校生が触れ合う

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福岡では、高校生の県選抜チームが九州六大学選抜チーム、社会人合同チームと交流戦を行った。

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地域のチームを知る機会

福岡では、高校選抜チームが12月にオーストラリアに派遣されて試合を行うが、その選抜チームと、九州六大学リーグの6チームから選抜された1年生チーム、2年以上のチーム、そして西部ガスと九州日産自動車の合同チームなどが対戦した。

それぞれのチームと対戦した高校生の育徳館・隅田勇輝捕手は、「木製バットなのにすごい打球を飛ばしていました。隙がないというか、どのコースでも振ってきて対応力がすごかった」と話し、修猷館の尾辻佑晟内野手も、卒業後は東京六大学でのプレーを希望しているというが、「大学生は高校と違ってレベルが高いと感じた。打球も強くて、いい経験ができました」と話した。

来週から明治神宮大会を控える福岡大の選手も参加し、2年生でエースの朝吹拓海投手は、社会人合同チームを相手に2回を無失点に抑え、「調整の途中だけど、社会人のレベルの高い打者と対戦できたのは良かった」と話す。大学チームを率いた北九州市立大の山本監督も「ベンチの中で選手同士でプレーや練習などについていろいろな話をしていた。楽しかったし、こういう試合があるのもいいですね」と話す。

福岡高野連の吉岡理事長は、「高校生は大学野球や社会人野球についてほとんど知らないんです。大学野球や社会人野球を直接見ることで進路を考える材料になれば、進路の選択肢が増えると思います」と話す。高校生チームを率いた嘉穂東の益田監督は、「九州六大学、福岡六大学の大学名を知らない子も多いです」と話し、東京六大学は知っていても地元の大学リーグのチームを知らない選手も少なくないと話いう。

また、西部ガスの松薗監督も「社会人野球を知ってもらう機会になれば」と話す。最近は高校生が、プロ野球では育成でも入りたいと話す一方で、「社会人野球でやりたい」という選手はほとんどいないという。

地元の高校生が地元の大学や社会人チームでプレーし、それぞれの夢を野球で叶えていくことができるように、野球の裾野を広げていく活動として非常に素晴らしい取り組みだと思う。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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