阪神・蔦村本部長がFA宣言の大山選手・原口選手にメッセージ、来年は近本選手も権利取得

阪神球団ニュース

阪神の蔦村球団本部長が、FA宣言をした大山選手、原口選手に対して、「残ってもらいたいというのが重々あります」とメッセージを送った。

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ボールは阪神の手元に無く

蔦村球団本部長はこれまで、大山選手、原口選手に対しても条件を示しながら残留の交渉を続けてきたが、「何回も言っているように、こちらの思いとか気持ちとか意思というのは伝わっているだろうし、今後も伝えたいというのもある」と話す。その思いは大山選手も球団への愛を語るなど、誠意は十分伝わっている。

それでも大山選手は「他球団の評価を聞きたい」と話してFA宣言をした。阪神の提示した4年16億円の条件に対し、巨人が5年20億円を準備して交渉が始まる。現時点では阪神側のボールは無く、大山選手、原口選手と他球団との交渉を見守るだけとなる。

それでも蔦村本部長は、「私としては残ってもらいたいというのが重々あります。大山くん、原口くんには来年優勝するために、優勝に向けて一緒になってやってもらいたいというのは改めて申し上げたい」と話し、残留に向けたメッセージを送った。

来年には近本選手も

阪神は坂本誠志郎捕手の残留には、4年契約を結ぶ形で成功した。そして来年にはチームのキーマンでもある近本選手がFA権を取得するが、その近本選手は坂本選手と「話はしました。参考にさせてもらいます。自分で決めること。僕も自分で決めたい」と話した。

来年もまた、今年のような難しい状況になる可能性もあるが、球団、そして選手がどのような動きになるのか注目されることになりそうだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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