高校通算14本塁打の袋井高校・藤井優宗選手が、関甲新リーグの上武大ビジネス情報学部にスポーツ推薦で合格し、「4年後はドラフトで指名されたい」と話した。
「人をまとめたい」
藤井優宗選手は180cm78kgの右の強打者で、パワフルな打撃を見せる選手。2年夏の駿河総合戦ではレフトスタンドに逆転サヨナラ3ランホームランを放つなど勝負強さにも定評があり、高校では通算14本塁打を放った。
今年は金属バットが低反発になったため、木製バットを使って公式戦でもプレーし、3年夏の3回戦は、甲子園に出場した掛川西に敗れたものの、センター前ヒットを放つなど結果を見せていた。
長打だけでなく、1年秋から二塁手として出場すると2年秋からはショートを守るようになり、50m6.2秒の足もある。右の大砲だけでなく、二遊間も守れる選手として大学でも注目される存在になりそうだ。大学では「二塁打をたくさん打って、4年後はドラフトで指名されたい」と力を込める。
また、藤井選手は「人をまとめたい」という思いがある。少年野球から中学、高校で主将をしたことはないが、「社会に出た時に役立つと思います。他人から信頼を得て指示できる人間になりたいんです」と話す。上武大は大学屈指の部員数を誇るチームで、その中で主将を経験することができれば、この上ない経験となりそうだ。
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