豊川の中西浩平投手が練習試合で１４５キロ記録、モイセエフ選手に続き「プロに行きたい」

豊川高校がセンバツに出場する至学館高校と練習試合を行い、プロが注目する中西浩平投手が１回を投げて三者連続空振り三振を奪った。最速は１４５キロを記録した。

三者連続空振り三振

中西浩平投手は１８０ｃｍの右腕投手で、1年時から登板も多く経験をしており、特にストレートに力があって空振りを奪う球を投げていた。

この日は７回に３番手で登板すると、ストレートはこの時期にして１４５キロを記録した。センバツに出場する至学館の打者を相手に一人目を３球三振に斬ると、続く２人からも空振り三振を奪って、１回３奪三振、１２球で抑えた。

「抜け気味で納得がいったのは２、３球しかなかった」と話した中西投手だが、目標はプロ入り。昨年は先輩のモイセエフ選手が東京ヤクルトにドラフト２位で指名されており、「背中を追ってプロに行きたい」と話した。

１年時には制球などに課題を見せていたが、ストレートの威力で圧倒できるようになって来たかもしれない。その他にもチェックしたい点もあり、どこかで見られたらと思う投手だ。