【高校野球】いわき光洋・大森太陽が富士大合格、11月の練習会で147キロ記録し早期招集組で既にチームに合流

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福島・いわき光洋高校の最速147キロ右腕・大森太陽投手(17)が、北東北大学野球連盟の強豪・富士大学に合格し、「早期招集組」の20人として、チームに合流したことがわかった。昨年のドラフト会議で同一チームから史上最多となる6人の指名選手を輩出した名門で、4年後のプロ入りと球速155キロ到達を誓う。

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「11月に自己最速147キロ」進化する右腕、迷いを断ち切り進学へ

大森太陽投手は、身長173センチと小柄ながら、全身を使った力強いフォームから投げ込む直球が武器。2年秋からエースナンバーを背負い、県準優勝に貢献した。しかし、3年春に背番号1を後輩の松本翔投手に譲ると、夏は背番号3で出場したものの、県3回戦で敗退し甲子園には届かなかった。

それでも引退後も練習を継続、投手としてプロになる夢を諦めきれずに、11月の富士大の練習会に投手として参加をすると、自己最速を更新する147キロを記録した。安田監督もこの速球に注目し合格が決定すると、期待される選手として「早期招集組」として既に大学での練習に参加している。

目標は「155キロ」と「絶対的エース」、岩手の地で大谷・朗希追う

高校では「技術よりも、人間として精神面で成長できました」と振り返る。紺野勇樹監督も、エースナンバーを剥奪したことについて、「苦しみました。けれどチームの勝利のため、キャプテンとして支えてくれた。」と話し、「厳しい環境で、東北の大学でプロ野球をめざしたい、という考えだったので」と、これまで進学した選手のいない富士大を勧めた。「大学ではピッチャーに専念し、花が咲くことを期待したい」と話した。

富士大は、2024年のドラフト会議で麦谷祐介選手(オリックスドラフト1位)、佐藤柳之介投手(広島2位)、安徳駿投手(ソフトバンク3位)、渡邉悠斗選手(広島4位)、坂本達也捕手(巨人育成1位)、長島幸佑投手(ロッテ育成3位)と6人が指名されて話題となった。大森投手も目標は「まずは150キロ超えを目指し、4年後は155キロ以上出したい」と話し、「チームを勝たせられるピッチャーを目指したい」と話した。そして4年後は投手としてプロ入りへ、その道筋を描いた。

大森太陽 プロフィール

  • 氏名: 大森 太陽(おおもり・たいよう)
  • 所属: いわき光洋高校(3年)
  • 進路: 富士大学(北東北大学野球連盟)
  • 出身: 福島県いわき市(小名浜二中・いわきボーイズ卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 173cm、78kg
  • 主な特徴や実績: 最速147キロの直球を武器とする本格派右腕。2年秋に県準優勝。11月に自己最速を更新するなど伸び盛り。目標は4年後のドラフト1位。
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いわき光洋・大森太陽 富士大合格、155キロ突破目標に4年後プロ入り目指す ー スポニチ福島版紙面

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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