選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)で史上4校目の春連覇に挑む横浜高校(神奈川)が、同校グラウンドで紅白戦を行った。今秋のドラフト1位候補に挙がる最速154キロ右腕・織田翔希投手(2年)は4回からマウンドに上がり、3回を1安打無失点、3奪三振の快投。ネット裏では米大リーグ・ドジャースのゲレン・カー副社長らが熱視線を送る中、最速150キロをマークし、世代屈指の実力を力強くアピールした。
メジャー幹部の前で堂々の投球
日米のスカウトが注目する右腕が、順調な仕上がりを見せている。4回から登板した織田翔希投手は、1死から右前安打を許したものの、続く打者を直球で遊ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出。5回、6回はいずれも三者凡退に抑え込み、スコアボードに「0」を並べた。
この日はNPB球団に加え、大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するドジャースの副社長が視察に訪れた。既に6球団のMLB関係者が視察に訪れているが、ドジャースの関係者も頻繁に織田投手の視察を続けており、この日、球団幹部の視察となった。
センバツに集中
それでも織田投手は「意識はしないです。(センバツへ向けて)自分はただやることをやろうと(スポーツ報知)」と、周囲の喧騒に惑わされることなく自身の投球に集中していた。
そしてこの日の投球について、直球が高めに浮いたことを反省しつつも、「調子はあまり良くないにしろ、対打者という意味では捕手とコミュニケーションが取れたし、実りのある実戦だったと思います(スポーツ報知)」と手応えを口にした。
センバツ開幕まで約3週間。春連覇という偉業へ向け、エースの調整は着々と進んでいる。村田浩明監督も「いまはベストじゃなくて、そこ(開幕)に持っていけるように調整している。最後(3イニング目は)よかったので、ああいう形でいって徐々にいいところが見えてくればいいかなと思います(スポーツ報知)」と、現状の投球内容を評価した。
熱い視線を浴びる中で、背番号1は静かに、そして確実に、聖地での頂点へ向けて照準を合わせている。そしてドジャースの熱意も日々伝わって来ている。センバツでの投球、そしてその後に行われるであろう織田投手の決断で、日本国内の野球ファンが驚かされるかもしれない。
織田翔希 プロフィール
- 氏名: 織田 翔希(おだ・しょうき)
- 所属: 横浜高校(2年)
- 出身: 福岡県北九州市
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 185cm、80kg
- 主な特徴や実績: 最速154キロの直球と多彩な変化球を操る今秋ドラフトの目玉候補。昨春センバツ優勝投手。MLB複数球団からもマークされている。







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