藤浪晋太郎投手、3連投も悔しい登板、濱田達郎投手は4球で交代

藤浪晋太郎, 大阪桐蔭, 愛工大名電, 濱田達郎, 森友哉

 18U世界選手権のアメリカ戦で、先日の韓国戦で127球を投げて完投している藤浪晋太郎投手が5-4とリードした7回からリリーフで登板した。

 ストレートは152kmを記録し、スライダーと共に低めにコントロールされ、アメリカのバッターも首をひねった。2ストライクと追い込んだ後、内野ゴロに仕留めたのだが北條史也選手の2つのエラーでランナーを許すと、続くファーストゴロの時にバックホームでアウトを取るがホームを守った森友哉捕手がタックルを受けて負傷してしまう。

 藤浪晋太郎投手は「冷静さを欠いた。あれがベースボールと野球の違い。世界の厳しさを知った」と話したが、その後少し球が高くなりヒット2本とパスボール、内野ゴロで4失点、敗戦となった。

 冷静さを欠いたというが、見ていて落ち着いて投げているように見えた。失点は残念だったがエースとしての力は十分見せられた。

 先発した神原友投手は4回を投げて2失点と好投、球速も表示では150kmを記録?したが、ストレートは低めにコントロールされ、スライダー、カーブでアメリカ打線を翻弄した。

 5回にはいきなり神原投手を交代し、肩の違和感でここまで登板のなかった愛工大名電・濱田達郎投手が登板した。ストレートは144km、146kmと球速を記録し、この夏の登板ではなく昨年秋の投球スタイルに近いようにも思えたが、体を使えていないフォームで4球ストレートで四球を許し降板を命じられた。

 登板させたのなら、4球で交代はかわいそうだ。濱田投手の真骨頂は追い込まれたときの気の強さにあると思う。ノーアウト1塁からどんなピッチングをするのか見たかったし、任せるべきだったと思う。

 日本は5位6位決定戦に廻り、再び韓国と対戦する。森友哉捕手の負傷もあり、北条選手は他の選手も6つのエラーでチーム状態は良くは無いと思う。どうせ5位だしとモチベーションも上がらないだろうが言い訳はきかない。

 1点リードの7回。日本は自身初の3連投となる藤浪をマウンドに送った。あと3イニング。甲子園春夏連覇のエースに託すしかなかった。しかし、1回1/3を5失点で逆転負け。目標だった初優勝の可能性が消滅した。右腕は「自分がチームのミスをカバーできずに負けてしまい、悔しいです」と無念の言葉を絞り出した。

 

 前日までの2日間で計227球を投げていた。疲れはあったが、気力だけで腕を振った。先頭打者への2球目に150キロを計測すると、4球目にはこの試合最速の152キロを叩き出した。しかし、遊撃・北條の連続失策で無死二、三塁のピンチを招くと、アクシデントも重なる。大阪桐蔭でもバッテリーを組んでいる森が三塁走者の強烈なタックルを受けて負傷し、試合は一時中断した。

 

 「投手は1つの出来事で一喜一憂してはいけない。仲間がケガをして腹立つ部分もあったが、自分を保つことはできたと思う」。試合後は冷静に話したが、動揺は少なからずあった。続く7、8番に連続適時打を浴びるなど4失点。集中力が途切れた8回も2四死球と暴投で1死一、三塁とされ、マウンドを降りた。「あれがベースボールと野球の違いと思った」。世界の厳しさを思い知らされた。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

藤浪3連投も…米の“殺人野球”に負けた - サンケイスポーツ:2012/09/08

 これが世界なのか。5-4で迎えた七回、3連投のマウンドに上がった藤浪が米国の激しいプレーに飲み込まれた。失策、ラフプレーで集中が切れたか、自己最速にあと1キロと迫る152キロをマークしながら1回1/3を2安打5失点(自責1)と崩れた。

 

 「日本ではなかなかないプレー。あれが国際野球だし、野球とベースボールの違い。世界の厳しさを知った」

 

 いきなり遊撃手・北條の2失策で無死二、三塁のピンチを背負った。三塁に達したマグワイアが、三塁手の田村に強引にぶつかり、走塁妨害のアピール。ぶつかっても進塁が認められる可能性がない状況での激突から、試合が一変した。

 

 次打者の一ゴロで本塁に突入したマグワイアは、完全にアウトのタイミングながら捕手の森に強烈なタックル。適時打で同点とされた後、アローヨの右前打で、今度は二走・アブレイユが森にタックル。森は捕球できず決勝点を許した。

 

 「ああなったら野球じゃない。大リーガーはやっているかもしれないが、(高校生で)あれじゃ死んじゃう」

 

 小倉監督は米国の危険な走塁に怒り心頭。一方で、勝てば決勝進出という試合で6失策と守備が乱れた現実は重く、8日の5位決定戦で再び韓国と対戦する。小倉監督は「ルールに沿ってマナーよく野球をやりたい」とこらえるように話した。 全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。

 たとえどんな状況でも抑えたかった。1点リードの7回1死一、三塁。藤浪が「淡々と投げたつもりだった」と振り返る151キロを、7番・ビジオに右前にはじき返された。同点となった直後にアローヨにも右前適時打を浴び、逆転された。

 

 直前に信じられないラフプレーが起きた。無死二、三塁からの一ゴロで、バックホームのタイミングは完全にアウト。だが、捕球した森が真正面からタックルを受け、170センチ、78キロの体が吹っ飛んだ。軽い脳しんとうを起こし、顔を腫らした状態でもマスクをかぶった2年生の女房役に応えたかったが、暴投と内野ゴロの間にも点を失った。「冷静さを欠いた。(米国のプレーは)あれがベースボールと野球の違い。世界の厳しさを知った」と唇をかんだ。

 

 公式戦初の3連投で計271球を投げたが「ベストコンディションだった」と疲れはなかったと言い切った。この日の最速は152キロ。藤浪は周囲の期待に比例するように、大事な場面で目を見張るような剛速球を投げた。厳しい局面で今大会初のリリーフ登板をさせた小倉全由監督(55)=日大三監督=は「負けられなかった。藤浪なら、と思った」と心中の覚悟だったことを明かした。

藤浪で涙…米に相棒壊された/高校野球 - ニッカンスポーツ・コム:2012/09/08

 決意の3連投も実らなかった。1点差に迫られた直後の7回。逃げ切り態勢に入った日本は、エース藤浪をマウンドに送った。先頭打者に152キロをマークし、エンジン全開。しかし、歯車はすぐに狂った。

 

 野手の連続失策などで1死一、三塁。直球主体で攻めたが連打で2失点すると、バッテリーミスもあってこの回4失点。「暴投など冷静さを欠いていた。しっかり投げれば抑えられたのに、チームのミスをカバーできなかった」。8回1死一、三塁としたところで降板。スタンドから送られた拍手とは対照的に、力なくベンチへ引き揚げた。

 

 チャンスをもらった一戦だった。前日の時点で、日本が自力で優勝決定戦に進める可能性はなくなっていた。だがこの日、台湾がコロンビアに勝ち道が開けた。米国に勝てば第2ラウンド1位通過で優勝決定戦進出。負ければ5位転落。吉報は昼食前に届いた。「負けられない試合だから、いってくれるか?」。酷と思いつつも打診した小倉全由監督(55)に、力強くうなずいた。 全文はニッカンスポーツ・コムのサイトをご覧ください。


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