21世紀枠候補の都立小山台、139km/h右腕・伊藤優輔投手に注目

伊藤優輔, 小山台高

 選抜高校野球大会の出場校の発表が24日にせまる。21世紀枠の候補にもプロ注目の投手がいる。都立小山台・伊藤優輔投手はしなやかなフォームから139km/hのキレの良い速球を投げる注目投手の一人だ。

 

都立で昨秋ベスト8

 都立小山台高校はグラウンドは武蔵小山駅の目の前にある高校で、野球部の専用グラウンドはなく60m×90mのグラウンドしかない。そのため、放課後の練習は週に2度、他の部と共有しているため半面を使って1時間半しか使用できない。選抜では、北海道のチームが冬の雪の中で狭い室内練習場で練習を重ねて甲子園出場を決めた事がニュースとなることが多いが、都会で練習スペースの無い高校も同じように苦労と工夫をしている。

 その小山台高校は秋季東京大会で、2回戦で早稲田実業を、3回戦で日大豊山に勝利してベスト8まで勝ち進んだ。準々決勝では東海大高輪台に3-5で敗れたものの快進撃を見せた。

 その原動力となったのは投手の伊藤優輔投手。中学時代にKボールで東京都大会を制し、関東大会でもベスト4まで勝ち進んだ経験を持つ投手で、177cmから139km/hの速球を投げる。キレの良いストレートに加え、鋭いスライダー、SFFなどの変化球も良くプロも注目している。

 甲子園出場の連絡は訪れるか。

 

 

 ウオーミングアップに始まり、次々と練習メニューをこなしていく。ノックは2カ所、打撃練習は6カ所…と小グループに分けて進んでいくため、選手は休む暇もない。グラウンドは60メートル×90メートルと小さく、他部と共用。平日の放課後は週2度、半面を使って午後3時20分から4時50分の1時間半。だが内容は濃く、充実している。

 「練習量が足りないとは思いません。集中力がつくし、活気があると思います」と最速139キロのエースで、主将を務める伊藤優輔投手(2年)。21世紀枠候補となり「初詣は、甲子園に出られるようにと願ってきました。でも、目標は勝つことです」と自信をにじませる。


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