広陵・中村奨成選手が43スイングで14本さく越え、木製バットでも6連発

今日の準決勝に臨む広陵の中村奨成選手は、休養日となったこの日にフリー打撃を行い、43スイング中14本のさく越えを見せ、1大会の最多本塁打記録更新に備えた。

木製バットで6発

中村選手はこの日、43スイングで14本のさく越えを見せたが、そのうち木製バットで6本連続のさく越え、そのうち3本は推定120mの場外に運ぶあたりだった。中村選手は夏の大会前から木製バットを使用し、ウェートトレーニングよりも重い木のバットを振り込んで体を作ってきたという。

中村選手は今大会4本塁打を放ち、清原和博選手の1大会5本塁打にあと1本と迫る。また打率も18打数12安打で.667、打点も試合を決めるものなど10打点を挙げている。甲子園では中村選手入る打席前のコールでスタンドが沸くようになり、この日も約70人の報道陣が集まるなど人気も過熱している。

インタビューで中村選手は、「ホームランは狙っていない。チームが勝つ1本がホームランだったらいい」と話し、しっかりした発言をしていた。この受け答えの面も、評価が上がるポイントの一つとなっている。

天理高校との試合、中村選手には厳い攻めも想像できるが、打撃、足、守備、肩で天理に勝っていく事ができるか注目したい。

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「清原超え」を期待させるには、十分すぎる内容だった。快音を連発させた中村が、金属バットから木製バットに持ち替えた。その3スイング目に左翼席へ運ぶと、ここから6発連続で柵越えを見せた。その中でも5スイング目は防球ネットを軽々と越える場外弾。さらに6スイング目は左中間のスコアボードを直撃する強烈な弾道だった。

フリー打撃の間にトスバッティングを挟み、動画で打撃フォームを撮影してチェック。スイングの軌道を何度も確認しながら、42スイングで場外3発を含む14本の柵越えを放った。4連発もあり、準決勝を前にしてますますバットに磨きがかかってきた。

今大会は18打数12安打、打率・667と圧巻の打力を発揮。通算27塁打は清原らに並ぶ史上2位で、09年・河合完治(中京大中京)がマークした大会記録28の更新も十分狙える。この日のフリー打撃では、山なりのボールを打ち返す打撃ケージには同校OBの阪神・新井良から寄贈された木製バットを手に打席に立った。左翼上方の高さ約15メートルのネットを越える打球を放つなど、高校生離れしたパワーを見せつけた。


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