台湾で行われているユニバーシアードで、侍ジャパン大学代表はロシアとの初戦を戦い、19-0で勝利した。4番の楠本泰史選手(東北福祉大)が3安打4打点の活躍を見せた。
宮本丈選手は9番で2安打2打点
この試合で侍ジャパン大学代表監督の善波監督は、「相手の先発投手を見た時にすぐ打てるかなと思った」と話し、想像以上の好投手だった。しかし1回ノーアウト満塁で4番の楠本泰史選手が2点タイムリーヒットを打つとこの回に3点を挙げ、勢いにのった打線は2回に9点を奪って攻略した。善波監督も「早く攻略できたことが一番良かった」と安心した。試合は5回コールド19-0で勝利した。
この試合のスタメンと成績は次の通り。
1 島田 海吏 左 5打数3安打2打点
2 竹村 春樹 遊 4打数1安打
3 中川 圭太 二 2打数2安打3打点
4 楠本 泰史 指 5打数3安打4打点
5 大平 達樹 一 4打数2安打1打点
6 辰己 涼介 中 4打数1安打1打点
7 内海 大寿 右 2打数2安打1打点
8 小林 遼 捕 1打数0安打1打点
9 宮本 丈 三 2打数2安打2打点
プロ注目の宮本選手は9番サードで出場で、もっとアピールをして主軸で遊撃手で出場したいところ。
また投手成績は次の通り。
青島 凌也 3回2安打7奪三振 1四死球 0失点
伊藤 将司 1回0安打1奪三振 0四死球 0失点
松本 航 1回0安打3奪三振 0四死球 0失点
この日は3年生投手3人のリレーとなった。来年のドラフト候補の3投手はまずは良いスタートとなった。
侍ジャパン大学代表は22日にメキシコ、23日にアメリカと対戦し、25日、26日のスーパーラウンド、28日の準決勝、29日の決勝(順位決定戦)を戦う。23日のアメリカ戦が山となるが、メキシコも侮れず、日米大学野球でも好投したエースの東克樹投手の起用と、阪本大樹投手のリリーフ登板が注目される。
一回は無死満塁で4番の楠本(東北福祉大)が先制の2点適時打を放つなど3点を挙げ、二回には9長短打を集めて9点を加えるなど終始攻め立てた。前回大会に続く優勝へ、楠本は「金以外は考えていない。一試合も気を抜かないよう引き締めていきたい」と力を込めた。
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