吉田投手1385球で成長した金足農vs挑戦者の目を失わない王者・大阪桐蔭

大阪桐蔭, 金足農

第100回大会高校野球選手権の決勝カードは、金足農vs大阪桐蔭というカードとなった。吉田輝星を中心にチームが成長をしている金足農が、ドラフト1位候補が複数人いる最強世代と言われる大阪桐蔭と対戦する。

成長するチームと最強世代

金足農は秋田大会でも強い勝ち方を見せていた。吉田輝星投手の投球は群を抜いており、140キロ後半の速球で相手チームをねじ伏せた。それでもチーム全体の戦力を考えると、甲子園で勝ち上がるのはやや難しいかと思われたが、甲子園でも45回749球を吉田投手が投げるにつれ、チーム全体が成長をしている。

打線の結果だけを見ると、その試合にノーヒットの選手も多かったりと安定はしておらず、打線でも3番で打率.438を打つ吉田選手が中心のチームだ。打線を見ると大阪桐蔭とはかなりの差があると言ってよい。

それでも、吉田投手の投球に好守で答え、吉田投手の打撃に、奇跡的なホームランやスクイズで勝ってきた。横浜戦では8回に逆転ホームランで勝利、近江戦でも9回に2ランスクイズで逆転サヨナラ、これは優秀な大阪桐蔭データ班も測れない部分だろう。

捕手の菊地亮太選手が140キロ後半の速球を受け続け、佐々木大夢選手、打川和輝選手なども次につなぐ打撃を見せる。ここまで吉田投手1385球を投げて強くなってきたチーム、全体の繋がりが最高潮の状態で今日を迎える。

王者

対する大阪桐蔭は、準決勝も余裕すら感じさせる試合運びを見せた。エース・柿木蓮投手は制球に苦しんだものの2失点にまとめると、中川卓也選手、藤原恭大選手が目立った活躍を見せなくても、根尾昂選手、宮崎仁斗選手、山田健太選手、石川瑞貴選手が力を見せる。そして中川選手、藤原選手は高いレベルの守備で守りで支え、最終的には5-2で済美を下した。

最強世代と言われながらも昨年夏の甲子園の敗戦や、秋の明治神宮大会での敗戦など、プレッシャーとともにくやしさも味わってきた。それが自信や風格となり、今年はセンバツ優勝、春の近畿大会優勝を無敗を誇る。

それでも挑戦者としての姿勢を忘れず、挑戦者の目を持ち続けているのは、大きなくやしさを経験しているから。昨年の敗戦が、この夏の優勝にも油断を与えないだろう。大阪桐蔭の強さはそこにある。

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