大学出身ルーキーに他球団のスコアラーも警戒

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 プロ野球キャンプが始まった。ルーキーたちもプロ野球に本格デビューをしたが、新戦力として他球団を警戒させる存在も出てきている。

広島ドラフト1位・野間峻祥選手

 野間峻祥選手は走攻守3拍子揃った選手としてドラフト1位で指名されたが、走塁練習では石井コーチを驚かせる走塁技術を見せ、打撃でも新井コーチが「田中広輔より数段上」と、昨年にルーキーとして打率.292、9本塁打を記録した田中選手より上の評価をした。

 この様子を見た阪神の古里スコアラーは「バットコントロールがいい。体は細いのに飛ばす」と話すと、東京ヤクルトの衣川スコアラーも「巨人の亀井のように軸がぶれないし柔らかい」と話し、「必ず出てくる選手」と警戒を強めた。

 巨人なども上位で指名を狙っていたという野間選手、体が出来てくれば本当に楽しみな選手だ。

 

阪神ドラフト3位・江越大賀選手

 同じく昨年のドラフト会議で大学生外野手として注目されていた江越大賀選手、この日はフリー打撃で102スイングで15本のサク越えを見せた。122mのホームランも放つなど、和田監督も「とらえた時の飛距離は凄いものがある」と話した。

 この打撃に中日・井本スコアラーは「パンチ力があって身体能力も高い。それでいてミート力もあっていい打球が打てている」と話すと、巨人・三沢スコアラーも「スイングが速い。楽しみな選手だと思いますよ」と注目していた。

 和田監督が「まだ粗さもあるが」と話す通りで、打撃の確実性が課題だが、それがクリアできれば外野手の一角を担う選手となりそうだ。

 

横浜DeNAドラフト1位・山崎康晃投手

 新人合同自主トレから連日のように投げ込みをしていた山崎康晃投手は、この日もブルペンでツーシーム、ナックルなどの変化球も織り交ぜて72球のピッチングを見せた。

 踏み出す足を大きくインステップするフォームに中畑監督も「あれほどは見たことない。負担もかかるかもしれないが、打者は怖いと感じる」と話すと、巨人の古里スコアラーも「あんなインステップはあまり見ない。ただ腕がきっちり上がっているので指に掛かったら良い球がいく。右打者は恐怖心があるのでは」と話した。

 山崎投手は中畑監督から、「自分のスタイルでやれ」と言われたといい、小学校から続けてきたインステップのフォームを貫く。山崎投手はこのフォームでも右バッターの外角低めにきっちりと投げられるのが特徴の投手、インステップでは理論的には力をロスしたり、腰、肩、肘などに負担がかかるが、高校、大学で大きな故障をしていないのも特徴だ。

 このままで良いと思う。

 

 007は警戒感を隠さない。「バットコントロールがいい。体は細いのに飛ばすね」と阪神・古里スコアラー。開幕カードで当たるヤクルトの衣川スコアラーも「巨人の亀井のような感じ。軸がブレないし、柔らかい。必ず出てくる選手じゃないかな」と舌を巻いた。

 中日・井本スコアラーが「パンチ力があって身体能力も高い。それでいてミート力もあって、いい打球が打てている」といえば、巨人の三沢スコアラーも「スイングが速い。楽しみな選手だと思いますよ」と絶賛した。決して、走守だけじゃない。その力を、初日から改めて見せつけた。

 投球を見守った中畑監督も後ろから何度も踏み込んだ左足の位置を確認。「足の使い方が(他の投手とは)違う。でも力のある球を放ってるよ」と独特のフォームを尊重した。「監督には“自分のスタイルでやれ”と言われたので貫きたい」と山崎康。プロでも個性的なインステップで勝負する。

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