オリックスドラフト5位・勝俣翔貴選手がルーキー初本塁打

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オリックスのドラフト5位ルーキー・勝俣翔貴選手が、千葉ロッテとのオープン戦でルーキー1号となるホームランを放ち、1軍生き残りに踏みとどまった。

京セラドーム初打席で

勝俣翔貴選手はこの日、T-岡田選手の代走として6回に出場し、7回からはファーストの守備についた。そして8回に京セラドーム初打席を迎えると、千葉ロッテの速球派・石崎投手と対戦する。

初球に高めに149キロのストレートを空振りし、「思ったよりも振り遅れていた。始動のタイミングだけ早くして」とタイミングを合わせると、3球目の低めの144キロのストレートをフルスイング、打球は京セラドームのバックスクリーンを直撃するホームランとなった。「感触は完璧でした。ルーキー最速はたまたまですけどうれしいです。」と話した。

勝俣選手はキャンプは1軍でやりぬいたものの、1軍の札幌遠征には帯同できず2軍降格の可能性も高かった。しかし、西村監督は「あの一発はスゴい」と話すと、勝俣選手は「ここで初めて打席に立って1打席目にいい結果が出せた。いい印象は付けられた。続けられるよう頑張ります」と話し、開幕1軍に向け、大きな一発となった。

勝俣選手は東海大菅生時代に二刀流として活躍し、U18代表では1年生だった清宮選手を3番に置いて4番を打ち、U18W杯ではチームの準優勝に大きく貢献し、大会の首位打者と打点王に輝いた。大学時代も3年時に代表入りし、大学生を代表するスラッガーとして注目されたが、4年春に骨折の影響もあり代表入りできず、ドラフト会議では5位での指名となっていた。

オープン戦に帯同しても、この日のように打席に立つ数は少ない。ルーキーのバッターは打席数を増やすために、これから始まる教育リーグ出場のために2軍に行く事が多く、広島のドラフト2位・宇草孔基選手も2軍に移っている。勝俣選手もそのような理由で2軍に行くかもしれないが、この日、西村監督に与えたインパクトは大きい。

1軍キャンプからスタートするルーキー2020

途中出場で巡ってきた最初の打席。石崎の初球高めの149キロに空振り。「思ったよりも振り遅れていた。始動のタイミングだけ早くして」と1ボールを挟んだ3球目、低めに来た144キロを豪快にフルスイングで仕留めた。

8回1死でロッテ石崎の直球を捉え、バックスクリーンへ。「感触は完璧でした。ルーキー最速はたまたまですけど、うれしいです。1号を本拠地で打ててよかった」と顔をほころばせた。

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