中日は2軍キャンプに参加している高校生ルーキー投手の石川翔投手、清水達也投手、山本拓実投手の3人が、1軍キャンプに参加してブルペンで生きの良い球を投げた。
鈴木投手に刺激
スタートから1軍キャンプに参加しているドラフト1位の社会人出身・鈴木博志投手もいたブルペンで、ドラフト2位の石川翔投手は、「隣で鈴木さんがえげつない球を投げていた。負けたくない」と話し、きれいなフォームから143キロの速球を見せた。
また花咲徳栄の優勝投手・清水達也投手は、持ち前の上から投げ下ろすフォームから140キロを記録、「直球よりも制球に自信がある」というスプリットもコントロールよく決めていた。
ドラフト6位の山本拓実投手も、167cmと小柄だが体を目いっぱい使った投げっぷりの良いフォームから138キロを記録、得意のカットボールで捕手が捕り損ねる球も見せた。
投球を見守った森監督は、「高校生があれだけ投げてくれたら楽しみ」と笑った。3人の投手が順調に成長して、1軍で登板する時を待ちたい。
石川翔はスムーズな体重移動から右手の指先に全身の力を込めるような美しいフォームで、直球は最速143キロをマーク。「隣で鈴木さんがえげつない球を投げていた。負けたくない」と不敵に笑った。
清水は真上から投げ下ろすような角度のある最速140キロのボールを披露。「直球よりも制球に自信がある」というスプリットも低めに決めて「2軍とは違った緊張感を味わえた」と満足そうに振り返った。
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