オリックス1軍争奪紅白戦、ルーキー・稲富捕手が2度盗塁刺、2年目・榊原投手が147キロ

オリックスルーキーニュース

オリックスは、1軍vs2軍の紅白戦を行い、もし1軍が負ければ、首脳陣も含めて総入れ替えをする条件で白熱した戦いを行った。

2軍チーム健闘

試合は白組(1軍)が初回、紅組(2軍)先発の山田修義投手を攻め、3点を奪い貫禄を見せた。しかし、その後は9回まで無失点と抑えられた。2016年ドラフトで育成2位で指名された榊原翼投手(浦和学院出身)が最速147キロを記録し2回1安打無失点など好投を見せた。

そして紅組は、2016年ドラフト9位の根本薫選手(霞ヶ浦)がホームランを放つなど2点を奪い、3-2と1点差で9回を迎える。しかし9回は白組で登板した山本由伸投手が、150キロの速球で1回1安打無失点に抑え、1点差で勝利した。福良監督は「総取っ換え。クビやったからね。明日から寒いところへ行かなアカンかったら」と勝てたことを喜んだ。

ルーキー活躍

2軍チームでは、昨年のドラフトで育成1位で指名された稲富宏樹捕手(三田松聖)選手が強肩を見せた。

6回から出場すると、1アウト1塁の場面で、小田選手の二盗を刺し、2アウト1塁になった所で特別ルールで再び小田選手がランナーとなり二盗を試みたがこれも刺した。福良監督は「2回刺してね。落ち着いていたし、アピールできたと思う。」と脳裏に焼き付けていた。

2016年組で、特に高校生出身の選手が各チームで活躍を見せているが、オリックスでも山本投手、根本選手、榊原投手や、この日は3打数ノーヒットもショートを守った岡崎大輔選手(花咲徳栄)、この日は登板が無かったが山崎颯一郎投手などもいる。それぞれ成長を見せており、1軍に出てくるのをじっくり待ちたい。

オリックスバファローズ、過去のドラフト指名

福良監督は「(負ければ)総取っ換え。クビやったからね。明日から(2軍の)寒いところへ行かなアカンかったら」と苦笑いで振り返った。収穫もあった。「根本もいい本塁打だった。高校生もみんな落ち着いてプレーしていた」と1軍に立ち向かった若手の躍動ぶりに目を細めた。
 2年目の根本が右翼へ豪快な一発を放てば、育成・榊原はMAX147キロを武器に2回無失点。守りでは七回に育成ドラフト1位捕手の稲富(三田松聖)が2回連続で盗塁を刺し強肩をアピールした。

2―3の6回に2軍のマスクをかぶり、1死一塁で小田の二盗を阻止。その後の2死一塁でも特別ルールによる代走・小田が再び二盗を狙ったが、返り討ちにした。負ければ自身も含めた1、2軍の総入れ替えを示唆していた福良監督は「2回刺してね。落ち着いていたし、アピールできたと思う。(負けたら)クビやったからな」と苦笑いで評価していた。

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