東北楽天ドラフト1位・松井裕樹投手と広島ドラフト1位・大瀬良大地投手が開幕ローテ入り

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 キャンプ、オープン戦と追ってきたルーキー選手達、特にドラフト1位選手については注目してきたが、いよいよ開幕1軍の判断が固まってきた。東北楽天の松井裕樹投手は開幕ローテーションは確実で、開幕投手の声さえある。また広島の大瀬良大地投手も開幕ローテーション入りを決めた。

 

開幕投手も

 東北楽天の松井裕樹投手は横浜DeNA戦でオープン戦4度目の先発登板をすると、2回に2失点と始めて失点をするも初回には高校時のように三者三振、3回、4回にも三振を奪うなど、4回4安打5奪三振1四死球で2失点という内容で結果を残した。これで4試合で16回を投げて10安打17奪三振、防御率は1.13とオープン戦では中日の大野雄大投手、巨人の菅野智之投手に続いて3位の成績となった。

 昨年の開幕投手で新人王の則本昂大投手が前回の試合で炎上し明日が開幕前の最後のマウンドとなる。今の所開幕投手最有力だが、明日の結果次第では美馬投手、または松井裕樹投手が58年ぶりの高卒ルーキーの開幕投手になる可能性が出る。

 

大瀬良大地投手も合格

 またドラフト会議では松井裕樹投手の5球団に次ぐ3球団の指名を受けた広島の大瀬良大地投手も、埼玉西武とのオープン戦で6回を4安打2失点、最速149km/hを記録し87球で投げ終えるなど、まとまった投球を見せた。これまで失点を重ねてきたものの、この日は試合を作るピッチングができ、4月2日の東京ヤクルト戦の先発が予想される。

 千葉ロッテの石川歩投手も開幕ローテ入りを決めており、昨年のドラフト1位指名で指名重複した選手は全て開幕ローテーションをつかんだ事となる。スカウトの素晴らしさを感じる。その他1軍入りが確定しているのは巨人の小林誠司捕手となった。

 一方で福岡ソフトバンクの加治屋蓮選手、東京ヤクルトの杉浦稔大投手、阪神の岩貞祐太投手、横浜DeNAの柿田裕太投手、オリックスの吉田一将投手はケガや張りなどにより2軍スタートとなる。中日の鈴木翔太選手、埼玉西武の森友哉選手、北海道日本ハムの渡辺諒選手は教育リーグやファームの試合で力を付けることになる。

 

  「初回がすべてです。あの回がなかったら、もう少しまとまっていたと思うんですけど」。球が真ん中寄りに集まった。1回、多村の同点犠飛後、2死一、三塁からバルディリスへの内角直球が真ん中低めへ。軽々と左翼席上段に運ばれた。8日の巨人戦も3回6失点。オープン戦3試合で防御率は11・00となった。

 「いいものも見えたけど、現時点でごまかせない面もある」。2月のキャンプ中に右肩が張ったこともあり、森脇監督は調整不足と判断。「どれぐらいの期間が必要か、いい方法をとりたい」と2軍での調整を示唆した。

 6回を4安打3失点でオープン戦初勝利を手にしたが、6回に急失速した。球威が落ちた直球を捉えられ、松山に2ランを浴びた。4回に右中指にマメができるアクシデントもあったが「かなりバテました。体力のなさだと思う」。プロの打者に対し「打者全員に全力で投げている」と力の加減の難しさを消耗の原因に挙げた。

 5回まで最速145キロをマークするなど1安打1失点(自責0)と完璧な内容だっただけに、初コンビとなった正捕手・里崎は「疲れると立ち投げになっている」と指摘。伊東監督も「最後は球がふらふらだった。そこから先を頑張らないと」と注文を付けた。

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